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ニーズウェル Research Memo(2):2024年9月期第1四半期より、3つのサービスラインで展開

配信元:フィスコ
投稿:2024/06/05 15:42
*15:42JST ニーズウェル Research Memo(2):2024年9月期第1四半期より、3つのサービスラインで展開 ■会社概要

1. 会社概要
ニーズウェル<3992>は、金融向けを中心に、基幹業務に関わるシステム開発を行う「業務系システム開発」、ソフトウェアテストやITサポート、ネットワーク等の環境構築を行う「IT基盤」、AIやRPA技術でDXをサポートする「ソリューション」の3つのサービスラインを展開する独立系のシステムインテグレータ企業である。

2024年9月期第1四半期から、同社は4つのサービスラインを3つに絞り、いくつかの変更を行った。具体的には、「業務系システム開発」と「コネクテッド開発」が統合され、新たに「業務系システム開発」として一本化された。また、「基盤構築」という名称が「IT基盤」に変更され、これまで業務系システム開発に含まれていた「ソフトウェアテスト」と「ITサポート」が「IT基盤」に集約された。これは、産業分野における大手企業グループが、子会社を通じた開発活動の進展に伴い、コネクテッド開発分野での需要が減少してきたことなどが理由で、戦略的な調整によって、市場の変動や技術進化に対応するためのものである。

2. 沿革
同社は、経営計画の策定・改善業務・システム概要設計等の事業開発を行うことを目的に元代表取締役会長の故・佐藤一男(さとうかずお)氏が1986年10月に設立した。時代とともに企業等のIT化が進みシステムの需要が増加したため、1992年8月にシステム部を創設し、現在の主力である「業務系システム開発」サービスを開始した。その後、2012年10月に現「IT基盤」サービスを、2013年4月に「コネクテッド開発」の前身となる「組込系開発」サービスを、2017年10月に現在の「ソリューション」の前身となる「ソリューション・商品等売上」サービスをそれぞれ開始した。

2017年9月に東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に上場した。2018年6月には東証第2部に市場変更し、2019年6月に東証第1部へ移行した。2022年4月の東証再編に伴い、同社は東証プライム市場へ移行した。

2021年10月には零壱製作(株)の発行済株式の70%を取得し、2022年10月には(株)ビー・オー・スタジオ及び(株)コムソフトの全株式を取得し、それぞれ子会社とした。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

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配信元: フィスコ
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