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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年1月24日14時に執筆
東証マザーズのハイテク株などが売られ、バリュー株へシフトしています。直近では米国金利上昇による上値が重い値動きが続き、日本株の勢いに陰りが見えますねぇ。いつまでこの状況が続くのでしょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
1月の年始めから勢いに乗りたかったところですが、日経平均・TOPIX・マザーズのどれもあまり芳しい値動きではありませんでした。市場はグロース株に限定した売りに留まらず、全体的に幅広い銘柄が売られているようにも思えます。
金利上昇でグロース株が売られるというのは定説です。しかしながら、過去の米FRBによる利上げが行われた年の米国市場を見ると、必ずしもS&P500グロースが長期で下落したわけでは無さそうです。NYダウに関しては、2015年12月に利上げが実施された際には年を跨いで下落するも、2月に底を打ち8月には当時の史上最高値を記録しました。
FRBがテーパリングや利上げなど金融政策の正常化を進めた2014年から2018年に絞ってS&P500バリューとS&P500グロースを比較すると、S&P500バリューの年間騰落率が上回ったのは1年だけ(2016年)というデータもあるようです。そう考えると、過度に悲観するのではなく、中長期で投資プランを練る必要があるかもしれません。
以上を踏まえると、短期の厳しい局面に慌てるのではなく、少し先を見据えて堅実な銘柄をチェックして投資に励みたいところです。22年は3回の利上げが予定されています。予定日の前後には注意が必要かもしれません。いずれにせよ、勢いのあるテーマ株と業績好調な銘柄に絞った企業分析は継続すべきでしょう。
1月13日に決算発表した竹内製作所<6432>は、上方修正に加えて期末一括配当を58円から68円へ増配しました。経常利益は3期ぶりの過去最高益を更新する見通しで、チャート(日足)は決算後に窓を開け動意しています。欧米での公共事業が活況で、油圧ショベルやミニショベルなどが業績寄与している模様です。
工期短縮によって1月17日に決算と併せて上方修正を発表した北川精機<6327>は、自動車部品・樹脂成形用プレス装置などを手掛けています。時価総額100億以下の小型株でPERは割安水準です。2月4日の決算前にチャート(日足)は反発して25日線・75日線のゴールデンクロスが成立するか監視中。
ITフリーランス・マッチング事業が伸長しているギークス<7060>は、ARアプリ「空想レンズ」などの思惑もあります。直近では完全栄養食ペットフード「CoCo Gourmet(ココグルメ)」を提供するバイオフィリアへ投資した事も材料となっているようです。
大手YouTuber事務所を運営するUUUM<3990>は、1月14日の決算発表が好感されると底値から反発を確認しました。自社株買いも併せて発表しており、巣ごもり需要が一段落して、これから新たなビジネスのフェーズへ向かうか監視を強めております。
事務代行ソフトのロボットアウトソーシング事業を展開するRPAホールディングス<6572>は、1月14日の決算で売上は前年比およそ1.5倍に伸ばすも営業利益は横ばいで推移しました。チャート(日足)は上値抵抗線の25日線を上抜けばトレンド転換もあるか。
最後は1月14日の決算発表後に動意したEnjin<7370>です。主力のPR支援サービスやプラットフォームサービスが好調で、チャート(日足)は25日線を上抜きました。既存の医療分野だけでなく、士業や個人などの新たな分野の顧客も増やしているようです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年1月24日14時に執筆
東証マザーズのハイテク株などが売られ、バリュー株へシフトしています。直近では米国金利上昇による上値が重い値動きが続き、日本株の勢いに陰りが見えますねぇ。いつまでこの状況が続くのでしょうか。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
1月の年始めから勢いに乗りたかったところですが、日経平均・TOPIX・マザーズのどれもあまり芳しい値動きではありませんでした。市場はグロース株に限定した売りに留まらず、全体的に幅広い銘柄が売られているようにも思えます。
金利上昇でグロース株が売られるというのは定説です。しかしながら、過去の米FRBによる利上げが行われた年の米国市場を見ると、必ずしもS&P500グロースが長期で下落したわけでは無さそうです。NYダウに関しては、2015年12月に利上げが実施された際には年を跨いで下落するも、2月に底を打ち8月には当時の史上最高値を記録しました。
FRBがテーパリングや利上げなど金融政策の正常化を進めた2014年から2018年に絞ってS&P500バリューとS&P500グロースを比較すると、S&P500バリューの年間騰落率が上回ったのは1年だけ(2016年)というデータもあるようです。そう考えると、過度に悲観するのではなく、中長期で投資プランを練る必要があるかもしれません。
以上を踏まえると、短期の厳しい局面に慌てるのではなく、少し先を見据えて堅実な銘柄をチェックして投資に励みたいところです。22年は3回の利上げが予定されています。予定日の前後には注意が必要かもしれません。いずれにせよ、勢いのあるテーマ株と業績好調な銘柄に絞った企業分析は継続すべきでしょう。
1月13日に決算発表した竹内製作所<6432>は、上方修正に加えて期末一括配当を58円から68円へ増配しました。経常利益は3期ぶりの過去最高益を更新する見通しで、チャート(日足)は決算後に窓を開け動意しています。欧米での公共事業が活況で、油圧ショベルやミニショベルなどが業績寄与している模様です。
工期短縮によって1月17日に決算と併せて上方修正を発表した北川精機<6327>は、自動車部品・樹脂成形用プレス装置などを手掛けています。時価総額100億以下の小型株でPERは割安水準です。2月4日の決算前にチャート(日足)は反発して25日線・75日線のゴールデンクロスが成立するか監視中。
ITフリーランス・マッチング事業が伸長しているギークス<7060>は、ARアプリ「空想レンズ」などの思惑もあります。直近では完全栄養食ペットフード「CoCo Gourmet(ココグルメ)」を提供するバイオフィリアへ投資した事も材料となっているようです。
大手YouTuber事務所を運営するUUUM<3990>は、1月14日の決算発表が好感されると底値から反発を確認しました。自社株買いも併せて発表しており、巣ごもり需要が一段落して、これから新たなビジネスのフェーズへ向かうか監視を強めております。
事務代行ソフトのロボットアウトソーシング事業を展開するRPAホールディングス<6572>は、1月14日の決算で売上は前年比およそ1.5倍に伸ばすも営業利益は横ばいで推移しました。チャート(日足)は上値抵抗線の25日線を上抜けばトレンド転換もあるか。
最後は1月14日の決算発表後に動意したEnjin<7370>です。主力のPR支援サービスやプラットフォームサービスが好調で、チャート(日足)は25日線を上抜きました。既存の医療分野だけでなく、士業や個人などの新たな分野の顧客も増やしているようです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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