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17日のマザーズ先物は前日比で変わらずの872.0ptとなった。なお、高値881.0pt、安値は869.0pt、取引高は1150枚。本日のマザーズ先物は、東証1鵜市場の大型株に置いていかれる形で方向感に乏しい展開となった。前日の米国市場では、昨年12月の小売売上高をはじめとした経済指標が堅調な結果を示したほか、半導体受託製造世界最大手である台湾のTSMCの業績見通しが好感されて主要株価指数は上昇した。ドル円も1ドル=110円台の円安水準で推移。こうした流れから、投資家の関心は半導体関連株や円安の恩恵が強い自動車株といった東証1部市場の大型株に向かう格好となった。このため、中小型株が集まるマザーズ市場など新興市場は置いていかれる形となった。また、マザーズ市場の中でも指数インパクトのないIPO銘柄などには部分的な物色は見られたが、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄は高安まちまちとなり、こうした背景もマザーズ先物のこう着感を強める要因となった。指数寄与度の高いところでは、Sansan<4443>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、ロゼッタ<6182>が大きく上昇した一方、マネーフォワード<3994>、UUUM<3990>は大幅な下落となった。
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