大村紙業、前期経常を一転15％減益に下方修正

　大村紙業 <3953> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億5300万円→2億3500万円(前の期は2億7500万円)に33.4％下方修正し、一転して14.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1億9900万円→8100万円(前年同期は1億7800万円)に59.3％減額し、一転して54.5％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 2022年３月期通期業績予想につきましては、売上高は新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、既存取引先への対応強化及び新規取引先の開拓などにより業績予想より若干減少しましたが概ね予想通りで推移しました。営業利益、経常利益、当期純利益は、原材料価格の高騰や資源価格の上昇による影響があったことと2022年３月15日付で「自己株式の公開買付けの結果及び取得終了並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」で公表している自己株式の公開買付けにかかる費用が発生したことにより、業績予想を下回る見込みとなりました。※上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。