古林紙、上期経常が5.5倍増益で着地・4-6月期は黒字浮上

　古林紙工 <3944> [東証Ｓ] が8月10日後場(14:20)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比5.5倍の4億4800万円に急拡大し、通期計画の5億5000万円に対する進捗率は81.5％に達し、3年平均の27.9％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比75.1％減の1億0200万円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は2億8000万円の黒字(前年同期は1100万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.7％→5.6％に急改善した。

株探ニュース