ノムラシステムコーポレーション---3Q増収、プライム売上が増加

ノムラシステムコーポレーション<3940>は15日、2021年12月期第3四半期（21年1月-9月）決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%増の19.89億円、営業利益が同0.1%減の3.03億円、経常利益が同0.1%減の3.21億円、四半期純利益が同0.5%増の2.23億円となった。

売上高はプライム売上の増加により増収となった。売上総利益は売上の増加に伴い売上原価も増加し前年同期比0.4%減となり、売上総利益の減少から営業利益も減益となった。経常利益は受取配当金の計上があったが営業利益の減少により減益となった。

当第3四半期累計期間においては、大手テレビ局グループ会社より受注したSAP S/4HANA導入プロジェクトが2020年11月からプロジェクト開始しており、全4フェーズ中2フェーズの納品が完了した。また、医療器具メーカーからSAP Success Factorsによる人事システム構築プロジェクトを約0.50億円で受注しており、2021年7月からプロジェクト開始している。

2021年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.3%増の27.00億円、営業利益が同0.6%減の3.71億円、経常利益が同5.0%減の3.71億円、当期純利益が同6.1%減の2.53億円とする期初計画を据え置いている。


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