決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 三益半導、パイプドＨＤ、ミタチ産業 (9月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月29日から9月30日の決算発表を経て10月3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　三益半導 <8155>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比74.7％増の32.1億円に拡大した。

★No.2　ヤマシタＨＤ <9265>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比24.0％増の2.7億円に伸び、通期計画の5.6億円に対する進捗率は48.4％に達し、5年平均の16.6％も上回った。

★No.3　ミタチ産業 <3321>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の10.4億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は74.4％に達し、5年平均の39.4％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8155> 三益半導 　　　東Ｐ　　 +9.30 　　9/30　　　1Q　　　 74.66
<9265> ヤマシタＨＤ 　東Ｓ　　 +6.84 　　9/30　　　1Q　　　 23.98
<3321> ミタチ産業 　　東Ｓ　　 +6.38 　　9/30　　　1Q　　　154.15
<2186> ソーバル 　　　東Ｓ　　 +0.68 　　9/30　　上期　　　 43.08
<3919> パイプドＨＤ 　東Ｓ　　 +0.11 　　9/30　　上期　　　 14.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10月3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース