アイリッジは大幅４日続落、案件長期化などが響き１８年７月期業績予想を下方修正

　アイリッジ<3917.T>が大幅４日続落し、昨年来安値を更新している。前週末２日の取引終了後、１８年７月期の単独業績予想について、売上高を２０億円から１５億～１６億円（前期比０．５～７．２％増）へ、営業利益を２億６０００万円から５０００万～１億円（同７６．２％～５２．４％減）へ、純利益を１億８２００万円から３５００万～７０００万円（同７６．８％～５３．６％減）へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

　企業のスマートフォン・マーケティングへの取り組み拡大を図っていることの裏返しとして、案件の大型化や長期化の傾向が進んでおり、事業年度をまたぐ案件が増加していることなどが要因としている。また、自社サービスのさらなる積極展開で、人件費などの費用が増加する可能性も勘案したとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）