決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ベクトル、テラスカイ、サムティ (7月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　メディアドゥ <3678>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比61.0％増の7.3億円に拡大し、通期計画の20億円に対する進捗率は36.7％に達し、5年平均の20.2％も上回った。

★No.3　ベイカレント <6532>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の税引き前利益(非連結)は前年同期比83.0％増の29.7億円に拡大した。

★No.4　テラスカイ <3915>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比66.1％増の3.1億円に拡大し、通期計画の5億円に対する進捗率は62.9％に達し、5年平均の16.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6572> ＲＰＡ 　　　　東１ 　 +23.79 　　7/15　　　1Q　　　-12.00
<3678> メディアドゥ 　東１ 　 +20.27 　　7/15　　　1Q　　　 60.96
<6532> ベイカレント 　東１ 　 +18.45 　　7/15　　　1Q　　　 82.95
<3915> テラスカイ 　　東１ 　 +17.31 　　7/15　　　1Q　　　 66.15
<7280> ミツバ 　　　　東１　　 +9.71 　　7/15　本決算　　　　　－

<6058> ベクトル 　　　東１　　 +8.15 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<3547> 串カツ田中 　　東１　　 +6.18 　　7/15　　上期　　　　赤転
<1827> ナカノフドー 　東１　　 +5.90 　　7/15　本決算　　　 -8.99
<3543> コメダ 　　　　東１　　 +4.66 　　7/15　　　1Q　　　-52.91
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 +3.32 　　7/15　　　1Q　　　　赤転

<3244> サムティ 　　　東１　　 +2.52 　　7/15　　上期　　　-66.41
<9979> 大庄 　　　　　東１　　 +1.92 　　7/15　　　3Q　　　　赤転
<3073> ＤＤＨＤ 　　　東１　　 +1.73 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東１　　 +1.59 　　7/15　　　1Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース