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JIG-SAWのニュース
*11:55JST JIGーSAW Research Memo(5):グローバル3拠点で24時間365日のデュアルマネジメント
■会社概要
3. サービスの基盤
JIG-SAW<3914>は、サービス拠点としてコントロールセンターを有し、正社員であるエンジニアが24時間365日のデュアルマネジメントにより監視・障害対応・フルマネジメントを行っている。コントロールセンターは、SCC N83(札幌コントロールセンター)、SCC N44(札幌コントロールセンター)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点体制となっており、札幌市の2拠点は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境にある。一方、カナダ・トロントは、スマートシティを戦略的に進めている北米の主要都市の1つで、多くのエンジニアが集積する立地となっている。各コントロールセンターは相互にバックアップする機能を持っているうえ、無停電、BCP対応、コントロールルームへのアクセス管理・制限など高い耐久性とセキュリティを備えている。このため、自動処理・制御アラート数で月間1億2000万件以上、自動対応インシデント数で年間1万件以上の対応が可能で、同社が安定かつ充実したサービスを提供できるバックグラウンドとなっている。
顧客基盤としては、累計1,200件、70業種、数万台のサーバ運用という実績がある。「JIG-SAW OPS」を導入した企業の例として、(株)バンダイナムコオンラインは、大ヒットロングセラーゲーム基盤をGoogle Cloudへ移行し、人気タイトルが安定稼働する環境を実現した。トヨタ自動車<7203>は、サービス開発基盤となるAWSの運用監視を同社に委託して運用コストを削減し、開発業務に注力できる時間を確保したもようである。損害保険ジャパン(株)は、デジタルシフトの基盤としてAWSを採用、中期経営計画に沿ったマルチクラウド戦略を実行する体制を整備した。また、米国の電子制御メーカーHoneywellグループのTridium Inc.との提携、産業機器大手で数多くの子会社を傘下に持つ台湾企業グループとの協業、米国Qualcomm Technoligies, Inc.のスマートシティプロジェクトへの参画など、海外有力企業との連携も進んでいる。
なお、営業面ではパートナー戦略も積極的に展開しており、売上高のうち半分程度がパートナー経由となっているもようである。また、収益基盤は、フロー収益である初期導入時の売上と、ライセンスなど様々な形で発生するストック収益の継続課金売上からなっており、このうち限界利益の大きいストック収益が全体の9割を占めている。このため、先行投資を行いつつ毎期営業利益率が改善するという収益構造になっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<SI>
3. サービスの基盤
JIG-SAW<3914>は、サービス拠点としてコントロールセンターを有し、正社員であるエンジニアが24時間365日のデュアルマネジメントにより監視・障害対応・フルマネジメントを行っている。コントロールセンターは、SCC N83(札幌コントロールセンター)、SCC N44(札幌コントロールセンター)及びTCC(北米トロントコントロールセンター)の3拠点体制となっており、札幌市の2拠点は、地震や台風などの自然災害リスクが低いと言われている立地環境にある。一方、カナダ・トロントは、スマートシティを戦略的に進めている北米の主要都市の1つで、多くのエンジニアが集積する立地となっている。各コントロールセンターは相互にバックアップする機能を持っているうえ、無停電、BCP対応、コントロールルームへのアクセス管理・制限など高い耐久性とセキュリティを備えている。このため、自動処理・制御アラート数で月間1億2000万件以上、自動対応インシデント数で年間1万件以上の対応が可能で、同社が安定かつ充実したサービスを提供できるバックグラウンドとなっている。
顧客基盤としては、累計1,200件、70業種、数万台のサーバ運用という実績がある。「JIG-SAW OPS」を導入した企業の例として、(株)バンダイナムコオンラインは、大ヒットロングセラーゲーム基盤をGoogle Cloudへ移行し、人気タイトルが安定稼働する環境を実現した。トヨタ自動車<7203>は、サービス開発基盤となるAWSの運用監視を同社に委託して運用コストを削減し、開発業務に注力できる時間を確保したもようである。損害保険ジャパン(株)は、デジタルシフトの基盤としてAWSを採用、中期経営計画に沿ったマルチクラウド戦略を実行する体制を整備した。また、米国の電子制御メーカーHoneywell
なお、営業面ではパートナー戦略も積極的に展開しており、売上高のうち半分程度がパートナー経由となっているもようである。また、収益基盤は、フロー収益である初期導入時の売上と、ライセンスなど様々な形で発生するストック収益の継続課金売上からなっており、このうち限界利益の大きいストック収益が全体の9割を占めている。このため、先行投資を行いつつ毎期営業利益率が改善するという収益構造になっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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