決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … ホープ、高度紙、日鋳造 (4月23日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月22日から23日の決算発表を経て26日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　太洋工業 <6663>
　21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は9400万円の黒字(前年同期は3500万円の赤字)に浮上し、1-6月期(上期)計画の2000万円の赤字をすでに上回った。

★No.2　高度紙 <3891>
　21年3月期の連結経常利益は前の期比2.9倍の27.9億円に急拡大し、22年3月期も前期比7.3％増の30億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　日鋳造 <5609>
　21年3月期の連結経常利益は前の期比28.9％増の5.8億円になり、従来予想の5億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6663> 太洋工業 　　　ＪＱ 　 +16.90 　　4/23　　　1Q　　　　黒転
<3891> 高度紙 　　　　ＪＱ　　 +6.90 　　4/23　本決算　　　　7.30
<5609> 日鋳造 　　　　東２　　 +5.42 　　4/23　本決算　　　 27.33
<6195> ホープ 　　　　東Ｍ　　 +4.50 　　4/23　　　3Q　　　　赤転
<7422> 東邦レマック 　ＪＱ　　 +0.17 　　4/23　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース