大王紙、第３四半期は国内外で新工場立ち上がり増収大幅増益に

　大王製紙<3880.T>はこの日取引終了後、１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算を発表。売上高３３２０億９７００万円（前年同期比４．８％増）、営業利益１５３億５１００万円（同４４．０％増）、最終利益７３億９１００万円（同５．６倍）と増収大幅増益になった。
　国内は福島県いわき市に新工場を建設、ベビー・大人用紙おむつを中心に拡販を進めるとともに、タイと中国で現地工場を立ち上げるなど生産設備の拡充が寄与したほか、コスト対策の徹底で収益力が高まった。
　通期は売上高４５００億円（前期比４．６％増）、営業利益２２０億円（同３７．１％増）、最終利益１１０億円（同７４．８％増）と従来見通しを据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）