ラック、セキュアヴェイルなど高い、政府のサイバー防衛強化の動きが株価刺激◇

　ラック<3857.T>が３日続伸となったほか、テリロジー<3356.T>も連日の上値追い、セキュアヴェイル<3042.T>、セグエグループ<3968.T>、インテリジェントウェイブ<4847.T>も買い優勢となるなどサイバーセキュリティー関連株に物色資金が向かっている。あらゆるものをオンライン化するＩｏＴ社会の普及に際し、サイバー攻撃や情報漏洩への対策が一段と重要性を増している。１日付けの日本経済新聞では「政府は今年夏から、理化学研究所や宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）などの国立研究開発法人のサイバーセキュリティーの強化に乗り出す」と報じている。「今年夏にも公表する『政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準群』に盛り込む」と伝えており、こうした動きを受けサイバーセキュリティー関連株には上値を期待した買いが継続的に流入している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。


出所：minkabuPRESS