178円
フィスコのニュース
*13:52JST ネクスグループ Research Memo(2):メタバース・デジタルコンテンツ分野へのシナジー創造を狙う多角化企業
■会社概要
1. 会社概要
ネクスグループ<6634>は、ファブレス型の通信機器メーカーであるネクス、電子書籍事業を手掛ける実業之日本デジタル、メタバースに関連するコンテンツとコンピュータ・ソフトウェアの制作・開発及び販売を展開するワイルドマンを擁するホールディングカンパニーである。「通信技術を核として人々に新しい価値をもたらすことで、より一層、効率的で快適な社会の発展に貢献する」を企業理念とし、「メタバース・デジタルコンテンツ事業」「IoT関連事業」「暗号資産・ブロックチェーン事業」の3セグメントで事業を展開している。主力事業であるIoT関連事業では、ファブレスメーカーとして企画・開発から販売、保守までを一貫して展開する強みを持つ。また、大手企業規模では対応しきれない、多品種少量の顧客ニーズに柔軟に応えることで差別化を実現している。
2023年11月期末現在、同グループは同社及びネクス、実業之日本デジタル、ワイルドマンの4社で構成されている。
2. 沿革
同社の前身は、1984年4月に本多通信工業(株)グループ企業が出資する本多通信工業グループ会社として設立された本多エレクトロン(株)である。設立時の本店は東京都目黒区碑文谷で、通信回線用機器の設計・製造を行っていた。その後、本店は花巻本社と東京本社(現在は港区南青山)の2本社体制となっている。1985年に花巻工場が操業を開始し半導体製造装置事業を、1988年にはモデム事業(現 デバイス事業)を開始した。これらの通信回線用機器の技術は、現在の中核事業であるIoT関連事業の基盤となっている。
2012年にはフィスコ<3807>が同社を子会社化し、インターネット旅行事業を開始、商号を株式会社ネクス、さらに2015年には現在の株式会社ネクスグループに変更した。なお、フィスコとの資本関係については、2019年7月にフィスコがDES譲渡にて支配株主から筆頭株主に異動した。
2021年11月には事業構造改革を公表した。経営資源の選択と集中のため、2022年3月に(株)チチカカ、4月にイー・旅ネット・ドット・コム(株)、7月にNCXX International Limitedの全株式を譲渡し、ブランドリテールプラットフォーム事業及びインターネット旅行事業から撤退した。併せて、今後の収益の柱となる新規事業としてメタバース及びデジタルコンテンツ関連の事業を「メタバース・デジタルコンテンツ事業」とし、同年2月に実業之日本デジタルを子会社化、同年3月にワイルドマンを持分法適用関連会社とした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
<SO>
1. 会社概要
ネクスグループ<6634>は、ファブレス型の通信機器メーカーであるネクス、電子書籍事業を手掛ける実業之日本デジタル、メタバースに関連するコンテンツとコンピュータ・ソフトウェアの制作・開発及び販売を展開するワイルドマンを擁するホールディングカンパニーである。「通信技術を核として人々に新しい価値をもたらすことで、より一層、効率的で快適な社会の発展に貢献する」を企業理念とし、「メタバース・デジタルコンテンツ事業」「IoT関連事業」「暗号資産・ブロックチェーン事業」の3セグメントで事業を展開している。主力事業であるIoT関連事業では、ファブレスメーカーとして企画・開発から販売、保守までを一貫して展開する強みを持つ。また、大手企業規模では対応しきれない、多品種少量の顧客ニーズに柔軟に応えることで差別化を実現している。
2023年11月期末現在、同グループは同社及びネクス、実業之日本デジタル、ワイルドマンの4社で構成されている。
2. 沿革
同社の前身は、1984年4月に本多通信工業(株)グループ企業が出資する本多通信工業グループ会社として設立された本多エレクトロン(株)である。設立時の本店は東京都目黒区碑文谷で、通信回線用機器の設計・製造を行っていた。その後、本店は花巻本社と東京本社(現在は港区南青山)の2本社体制となっている。1985年に花巻工場が操業を開始し半導体製造装置事業を、1988年にはモデム事業(現 デバイス事業)を開始した。これらの通信回線用機器の技術は、現在の中核事業であるIoT関連事業の基盤となっている。
2012年にはフィスコ<3807>が同社を子会社化し、インターネット旅行事業を開始、商号を株式会社ネクス、さらに2015年には現在の株式会社ネクスグループに変更した。なお、フィスコとの資本関係については、2019年7月にフィスコがDES譲渡にて支配株主から筆頭株主に異動した。
2021年11月には事業構造改革を公表した。経営資源の選択と集中のため、2022年3月に(株)チチカカ、4月にイー・旅ネット・ドット・コム(株)、7月にNCXX International Limitedの全株式を譲渡し、ブランドリテールプラットフォーム事業及びインターネット旅行事業から撤退した。併せて、今後の収益の柱となる新規事業としてメタバース及びデジタルコンテンツ関連の事業を「メタバース・デジタルコンテンツ事業」とし、同年2月に実業之日本デジタルを子会社化、同年3月にワイルドマンを持分法適用関連会社とした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
<SO>
この銘柄の最新ニュース
フィスコのニュース一覧- 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、かっこ、DWセラピ研がS高 今日 11:33
- <最も25日平均線との乖離幅が拡大している銘柄> 11月18日 今日 07:30
- 東証グロース市場指数は4日続落、物色は個別対応気味に 2024/11/18
- 明日の【信用規制・解除】銘柄 (18日大引け後 発表分) 2024/11/18
- 東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、Hmcomm、UUUMがS高 2024/11/18
マーケットニュース
- 13時の日経平均は274円高の3万8495円、アドテストが94.44円押し上げ (11/19)
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で上げ幅広げる (11/19)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にフルッタ (11/19)
- メタプラが続急伸、ビットコインを追加購入 (11/19)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
フィスコの取引履歴を振り返りませんか?
フィスコの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。