株式公開以来、一貫して下げている銘柄。発行済み株式の45％が関連企業での持ち合いになっており、結果、減配のリスクが少なく、配当利回りは4.5％。前期にプリズムを買収し、同社の人件費負担増で減益予想。しかし、実態の業容を示す単独業績では、6四半期ぶりにプロダクトの売上がプラスに転じ、当社の中期的な高収益を支えるメンテナンス・ロイヤリティ収入の増加トレンドを示唆する。バランスシートでの現預金・有価証券・定期預金の合計は１Ｑ末で45億円。時価総額52億円のうち、45億円は現預金で説明でき、実質時価総額は7億円。減益予想の今期の予想純利益は3.7億円で、これって実質ＰＥＲで２倍ってこと！ なお、8日に中間決算の発表です。