ユニリタ、今期経常を36％上方修正

　ユニリタ <3800> [ＪＱ] が3月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の6.1億円→8.3億円(前期は11.5億円)に36.1％上方修正し、減益率が47.1％減→28.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.9億円→5.1億円(前年同期は5.9億円)に74.1％増額し、減益率が50.3％減→13.5％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　現状においても、新型コロナウイルス禍の影響とその収束動向については、依然として予断を許さない状況が続いています。当社では、コロナ禍による産業界の景気回復の遅れと、それに起因するお客様の投資動向が業績に与える影響を慎重に見積もり、期初の業績予想を昨年(2020年)の10月に下方修正いたしました。　しかし、その後、今上期の社内外の混乱を踏まえたリモート環境下における営業戦略および受注開発体制の再構築、お客様サービスと社員の安全を両立させるリモートワークの運用などを行い、事業対応力の強化に努めました。この結果、通期の連結業績予想を修正するものです。