ＵＬＳグループが一時１３％高、「Ｔ－ＳＩＴＥ」の統合認証基盤やビッグデータ解析基盤を構築

　ＵＬＳグループ<3798.T>が３日ぶりに反発し、一時、前日比１０７円（１２．９％）高の９３９円をつける場面があった。１１時ごろに、傘下のウルシステムズがＴ－ＭＥＤＩＡホールディングス（東京都目黒区) の運営するエンタメ＆ライフスタイル総合情報サイト「Ｔ－ＳＩＴＥ」において、統合認証基盤およびビッグデータ解析基盤を構築したと発表しており、これを好感した買いが入っている。Ｔ－ＭＥＤＩＡはＴポイントが貯まるショッピングモール「Ｔ－ＭＡＬＬ」や、ネット宅配レンタルサービス「ＴＳＵＴＡＹＡ　ＤＩＳＣＡＳ」など複数のネットサービスを運営しており、国内最大級の会員数を有する企業。今回オープンした「Ｔ－ＳＩＴＥ」は、「あなたの『好き』が集まる、みつかる」をコンセプトに、各ネットサービスのユーザーＩＤを統合し、好みに合わせたおすすめの「記事」や「商品」を紹介する新しいネットサービスで、ウルシステムズは、Ｔ－ＳＩＴＥの開発・構築を全面主導したＴ－ＭＥＤＩＡ子会社のアイ・エム・ジェイ（東京都目黒区）を支援し、統合認証基盤やビッグデータ解析基盤を構築したという。

ＵＬＳグループの株価は１１時３０分現在８５０円（△１８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）