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テクノマセマ、前期経常を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2022/05/11 11:30
 テクノマセマティカル <3787> [東証S] が5月11日昼(11:30)に業績修正を発表。22年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の1億4000万円の赤字→6800万円の赤字(前の期は2億4200万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の2000万円の赤字→5200万円の黒字(前年同期は1億2500万円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前回発表の予想は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を注視しながらの経済活動の再開が順調に進み、第3四半期から各種経済活動の回復度合いが徐々に加速していくという前提条件の下、ソリューション事業売上とロイヤルティの増加を見込んだものでした。 売上高は、ソリューション事業で装置物販売が振るわず計画未達(未達額76百万円)となった上、新型コロナウイルス感染症変異株による感染再拡大や部材調達難などで顧客製品の出荷の低迷・停止が続いたため、ライセンス事業でロイヤルティがソフトウェア、ハードウェア両部門ともに計画値を下回ったものの、第4四半期にハードウェアIPのライセンス案件が数件獲得できた結果、ほぼ計画通りとなりました。なお、利益面では、カスタマイズ案件の減少等による人件費や外注費の減少(減少額41百万円)などにより、赤字幅は縮小となりました。 なお、2023年3月期の業績予想につきましては、5月13日発表予定の「2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」でお知らせします。(注)上記の見通しは、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々な要因によって記載内容と異なる可能性がありますので、当公表の内容に全面的に依拠して投資等の判断を行うことはお控えいただきますようお願い申し上げます。
配信元: 株探
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