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「システムインテグレーション」が26位、企業IT投資拡大で注目場面に<注目テーマ>
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1 元号関連
2 5G
3 人工知能
4 キャッシュレス決済
5 セルフレジ
6 全固体電池
7 MaaS
8 バイオテクノロジー関連
9 がん免疫療法
10 サイバーセキュリティ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「システムインテグレーション」が26位にランキングされている。
あらゆるものをオンライン化するIoT社会の到来や人間の頭脳に代替する人工知能(AI)の急速な普及は、企業にとってもこの流れに取り残されないためのIT投資が必須となる時代であることを意味している。
システムインテグレーション(SI)とは、企業の情報システム構築に際してハードウエアや通信ネットワークなど最適な組み合わせを選択し、設計、開発、保守運用などを総合して請け負うサービスを指す。企業のIT投資の活発化は、このSIの市場規模拡大に直結しており、つれて株式市場では同サービスを手掛ける関連銘柄への物色の矛先が強まっている。昨年第3四半期は中国景気の減速が日本企業の業績にも如実に反映され減収減益を余儀なくされる銘柄も多かったが、そのなかでソフトウェア投資は前年同期を上回る水準を確保している。景況感にかかわらず、SI関連の収益環境に対する追い風は強い。
また、前日発表された3月の日銀短観では中国向けを中心に輸出が急減、原油価格上昇もコストを悪化させ、業況判断DIは市場コンセンサスを下回る低調だった。そのなか、2019年度の設備投資計画は大企業、中堅企業、中小企業を合わせた全規模合計で全産業ベース前年度比2.8%のマイナスが見込まれている。しかし、ソフトウェア投資額については5.8%増と増勢を維持する見通し。安倍政権が看板に掲げる「生産性革命」のもとで、企業が合理化に向けIT投資を続けることは必須であることを物語っている。
これを裏付けるように、NTTデータ<9613.T>を筆頭とするITサービス主要7社の業績も全体ベースで足もとの利益は2ケタ伸長ペースにあり、この流れは来20年3月期も継続する公算が大きい。
中小型株物色の流れが目先一巡しているが、ここでの押し目形成は拾い場といえる。SI関連銘柄はその有力候補として注目したい。関連銘柄では金融機関向け中心にネットワークの構築や債券管理システムに強いアイティフォー<4743.T>、IoTソリューションに傾注するソルクシーズ<4284.T>、通信、流通業向けシステム開発で実績の高いキューブシステム<2335.T>のほか、「アジャイル開発」ではTDCソフト<4687.T>や豆蔵ホールディングス<3756.T>などが注目される。
出所:minkabuPRESS
1 元号関連
2 5G
3 人工知能
4 キャッシュレス決済
5 セルフレジ
6 全固体電池
7 MaaS
8 バイオテクノロジー関連
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10 サイバーセキュリティ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「システムインテグレーション」が26位にランキングされている。
あらゆるものをオンライン化するIoT社会の到来や人間の頭脳に代替する人工知能(AI)の急速な普及は、企業にとってもこの流れに取り残されないためのIT投資が必須となる時代であることを意味している。
システムインテグレーション(SI)とは、企業の情報システム構築に際してハードウエアや通信ネットワークなど最適な組み合わせを選択し、設計、開発、保守運用などを総合して請け負うサービスを指す。企業のIT投資の活発化は、このSIの市場規模拡大に直結しており、つれて株式市場では同サービスを手掛ける関連銘柄への物色の矛先が強まっている。昨年第3四半期は中国景気の減速が日本企業の業績にも如実に反映され減収減益を余儀なくされる銘柄も多かったが、そのなかでソフトウェア投資は前年同期を上回る水準を確保している。景況感にかかわらず、SI関連の収益環境に対する追い風は強い。
また、前日発表された3月の日銀短観では中国向けを中心に輸出が急減、原油価格上昇もコストを悪化させ、業況判断DIは市場コンセンサスを下回る低調だった。そのなか、2019年度の設備投資計画は大企業、中堅企業、中小企業を合わせた全規模合計で全産業ベース前年度比2.8%のマイナスが見込まれている。しかし、ソフトウェア投資額については5.8%増と増勢を維持する見通し。安倍政権が看板に掲げる「生産性革命」のもとで、企業が合理化に向けIT投資を続けることは必須であることを物語っている。
これを裏付けるように、NTTデータ<9613.T>を筆頭とするITサービス主要7社の業績も全体ベースで足もとの利益は2ケタ伸長ペースにあり、この流れは来20年3月期も継続する公算が大きい。
中小型株物色の流れが目先一巡しているが、ここでの押し目形成は拾い場といえる。SI関連銘柄はその有力候補として注目したい。関連銘柄では金融機関向け中心にネットワークの構築や債券管理システムに強いアイティフォー<4743.T>、IoTソリューションに傾注するソルクシーズ<4284.T>、通信、流通業向けシステム開発で実績の高いキューブシステム<2335.T>のほか、「アジャイル開発」ではTDCソフト<4687.T>や豆蔵ホールディングス<3756.T>などが注目される。
出所:minkabuPRESS
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