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*12:57JST サイオス Research Memo(7):ストック型ビジネスモデルへの移行により持続的成長を目指す
■今後の見通し
3. 中期経営計画について
企業がシステムのクラウドシフトを進めるなかで、サイオス<3744>はSaaS事業の強化・育成に取り組むことで持続的な成長を目指している。2022年2月に公表した中期経営計画の経営数値目標(2024年12月期にEBITDAで850百万円、ROICで21.5%)については、事業構造改革を実施するため一旦取り下げたものの、成長戦略についてはSaaS事業の強化によってEBITDAとROICの向上を目指していく方針を継続している。
EBITDAとROICの向上施策としては、事業基盤の強化(顧客満足度の向上、既存製品・サービスの強化、新製品・サービスの投入、M&A、ステークホルダーとの良好な関係構築)と財務基盤の強化(売上・売上総利益の伸長、販管費の最適化、有利子負債の圧縮)に引き続き取り組んでいく。これらの取り組みによって創出されたキャッシュ・フローについては、株主やステークホルダーへ還元するだけでなく、将来の成長に向けた人材投資や研究開発投資、イノベーションを生み出す企業カルチャーへの投資に振り向け、「世界中の人々のために、不可能を可能に。」とする経営ミッションの実現を目指す。
2023年12月期は事業構造改革の実施とSaaS事業の先行投資が重なるため、業績面で大きな回復が期待できないものの、前述のとおり各種SaaS事業が一定水準以上の規模に成長すれば収益基盤も一段と強固なものとなり、持続的な収益成長が期待できる状況になるものと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YI>
3. 中期経営計画について
企業がシステムのクラウドシフトを進めるなかで、サイオス<3744>はSaaS事業の強化・育成に取り組むことで持続的な成長を目指している。2022年2月に公表した中期経営計画の経営数値目標(2024年12月期にEBITDAで850百万円、ROICで21.5%)については、事業構造改革を実施するため一旦取り下げたものの、成長戦略についてはSaaS事業の強化によってEBITDAとROICの向上を目指していく方針を継続している。
EBITDAとROICの向上施策としては、事業基盤の強化(顧客満足度の向上、既存製品・サービスの強化、新製品・サービスの投入、M&A、ステークホルダーとの良好な関係構築)と財務基盤の強化(売上・売上総利益の伸長、販管費の最適化、有利子負債の圧縮)に引き続き取り組んでいく。これらの取り組みによって創出されたキャッシュ・フローについては、株主やステークホルダーへ還元するだけでなく、将来の成長に向けた人材投資や研究開発投資、イノベーションを生み出す企業カルチャーへの投資に振り向け、「世界中の人々のために、不可能を可能に。」とする経営ミッションの実現を目指す。
2023年12月期は事業構造改革の実施とSaaS事業の先行投資が重なるため、業績面で大きな回復が期待できないものの、前述のとおり各種SaaS事業が一定水準以上の規模に成長すれば収益基盤も一段と強固なものとなり、持続的な収益成長が期待できる状況になるものと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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