セックが大幅３日続落、放送関連プロジェクトで不採算案件発生し１７年３月期業績予想を下方修正

　セック<3741.T>が大幅３日続落となっている。２４日の取引終了後、１７年３月期の単独業績予想について、売上高を４６億円から４３億４０００万円（前期比６．０％減）へ、営業利益を６億円から３億円（同５３．２％減）へ、純利益を４億２０００万円から２億２０００万円（同５０．７％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　モバイル決済端末をはじめとしたモバイルネットワーク分野や車両自動走行を中心とした宇宙先端分野の需要は好調だったが、社会基盤システム分野の放送関連プロジェクトで不採算案件が発生したことが要因。また、上期に外注費の増加などで製造原価が予定を上回ったことも利益を圧迫したという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）