2,016円
ティーガイアのニュース
■オーミケンシ <3111> 404円 (+80円、+24.7%) ストップ高
オーミケンシ <3111> [東証S]がストップ高。産業技術総合研究所は25日、オーミケンシなどと共同で低環境負荷カーボンナノチューブ複合セルロース繊維を開発したと発表しており、これが材料視されたようだ。今回開発したカーボンナノチューブ複合セルロース繊維は、製造時の環境負荷を抑えながら高強度レーヨンに迫る強度と伸度を実現。タイヤコード(タイヤの形状を保持する補強用の繊維)におけるレーヨンの代替として大きなポテンシャルを秘めており、ランフラットタイヤへの導入により、自動運転システムの普及を後押しするものだとしている。
■ティーガイア <3738> 2,865円 (+500円、+21.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ティーガイア <3738> [東証P]がストップ高。24日の取引終了後、荷物預かり場所のシェアリングサービスを展開するecbo(東京都渋谷区)との資本・業務提携を発表した。協業による事業への好影響を期待した買いが集まったようだ。スマートフォンにより駅構内やカフェなど、荷物を預けることが可能な施設を検索し、事前予約で確実に預けることができるecboのサービス「ecbo cloak」で協業する。携帯電話などの販売代理店を展開するティーガイアはecboのサービス向けにスペースを提供。インバウンド需要が拡大するなか、不足する手荷物預け先の増加につなげ、社会の課題解決につなげる。
■東京ボード <7815> 798円 (+100円、+14.3%) ストップ高
東京ボード工業 <7815> [東証S]がストップ高。同社は25日午前9時ごろ、これまで非開示としていた25年3月期通期の連結業績予想について、営業損益が9300万円の黒字(前期は9億3900万円の赤字)になりそうだと発表。これが好感されたようだ。売上高は前期比24.0%増の88億4900万円を見込む。資源価格や原材料価格の高騰などから厳しい経営環境が続くとみているが、部署間・グループ間の連携強化や製造工程の見直し、人材育成などの取り組みで収益力が強化されていることから売り上げや利益が改善し、8期ぶりに通期で黒字化する見通しだとしている。
■ミヨシ <4404> 1,507円 (+159円、+11.8%)
ミヨシ油脂 <4404> [東証S]が続急騰。マーガリンなど食用加工油脂の大手で工業用油脂にも展開する。足もとの業績は販売価格の是正効果や景気回復を背景とした需要増が収益を押し上げ、会社側想定を上回り好調に推移している。24日取引終了後24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの13億7000万円から27億7000万円(前期比17%増)に大幅増額、減益予想から一転して2ケタ増益予想に変わったことで、これがポジティブサプライズとなった。
■東邦HD <8129> 4,169円 (+419円、+11.2%)
東証プライムの上昇率2位。東邦ホールディングス <8129> [東証P]が続急騰。シンガポールの投資会社3Dインベストメント・パートナーズが24日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、東邦HD株の保有割合が5.06%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。報告義務発生日は6月17日。
■小僧寿し <9973> 21円 (+2円、+10.5%)
小僧寿し <9973> [東証S]が急騰。24日取引終了後、英国の日本食品会社であるJapan Centreと資本・業務提携したと発表しており、好感されたようだ。
■エレメンツ <5246> 1,350円 (+122円、+9.9%)
ELEMENTS <5246> [東証G]が急反発。25日、グループ会社Liquidが8月からオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」において、WebブラウザからマイナンバーカードのICチップで本人確認ができるようにすると発表した。iPhoneの機能である「App Clip」への対応により、iPhoneユーザーはアプリをインストールしなくても、Webブラウザ上でICチップの読み取りができるという。これが好感された。
■ソフトフロン <2321> 88円 (+7円、+8.6%)
ソフトフロントホールディングス <2321> [東証G]が3日続急伸。24日取引終了後、これまで未定としていた25年3月期連結業績予想について売上高を11億500万円(前期比24.3%増)、営業損益を8000万円の黒字(前期1億6400万円の赤字)と発表。4期ぶりに営業黒字に転換する見通しとなり、これを好感した買いが入った。あわせて、上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況を発表した。グロース市場の上場維持基準のうち、時価総額のみ基準を満たしていないという。会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」などの主力製品の事業展開を積極的に推進し、収益向上を図ることで企業価値の向上を目指す。
■エフ・コード <9211> 1,434円 (+108円、+8.1%)
エフ・コード <9211> [東証G]が急反発。同社は25日、子会社のマイクロウェーブクリエイティブが「IRサステナビリティ評価サービス」の提供を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。これは、マイクロウェーブクリエイティブが経験やノウハウをもとに、IR及びサステナビリティサイトをチェックし、改善ポイントをレポーティングするサービス。レポートを通して高水準なWebサイトに改善するための課題と施策を網羅することが可能になるとしている。
■チェンジHD <3962> 1,228円 (+84円、+7.3%)
東証プライムの上昇率6位。チェンジホールディングス <3962> [東証P]が急反発。総務省がふるさと納税制度を巡り、利用者に対してポイントを付与する仲介サイトを通じて自治体が寄付を募ることを来年10月から禁止する方針だと、25日昼ごろ複数のメディアが報じた。ふるさと納税仲介サイト「ふるさとチョイス」を運営するチェンジHDは、ポイント還元合戦などの制度趣旨の逸脱を大きくする競争には極力加わらない立場を示している。今回の総務省のポイント禁止方針が大きな逆風にはならないとの見方から、同社株に思惑的な買いが入ったようだ。一方、競合サイトの「ふるなび」を手掛けるアイモバイル <6535> [東証P]は下落した。
■AIAI <6557> 1,088円 (+69円、+6.8%)
AIAIグループ <6557> [東証G]が急反発。25日、保育所等訪問支援サービスの確立に向けて、タイミー <215A> [東証G]と協力すると発表しており、好材料視された。完全子会社AIAI Child Careが運営する「AIAI VISIT」で拡大を検討中の保育所等訪問支援サービスは、保育士のほか理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士の有資格者が子ども一人ひとりに向き合い集団生活に馴染めるようにプログラムを提供しているが、これらの資格は潜在資格者が多い分野でもあることから、タイミーと協力し多様な働き方をサポートするという。なお、AIAIでは20年にもタイミーと協力し、「AIAI NURSERY」における保育士インターン制度「あい・あいモデル」を創設している。
■あすか薬HD <4886> 2,656円 (+149円、+5.9%)
東証プライムの上昇率7位。あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P]が5日続急伸。24日の取引終了後、LF111(一般名「ドロスピレノン」)について、避妊を適応症とした製造販売承認の申請を行ったと発表しており、好材料視された。同剤は、避妊を希望する日本人女性を対象とした国内第3相臨床試験において、主要評価項目である全般パール指数(100人の女性がその避妊法を1年間(13周期)用いた時の妊娠数)を達成し、有効性を確認。この結果を踏まえて承認申請を行ったという。なお、同剤に関しては20年1月にスペインのインスッド・ファーマ社から日本及び韓国における独占的開発販売権の許諾を受けている。
■MS&AD <8725> 3,366円 (+176円、+5.5%)
東証プライムの上昇率10位。MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> [東証P]が6日続急伸。SOMPOホールディングス <8630> [東証P]と東京海上ホールディングス <8766> [東証P]を含め損保株の上げが目立った。損害保険料率算出機構が24日、自動車保険料の算出の目安となる参考純率について、平均5.7%引き上げる方針を決めたと国内メディア各社が報じている。損保各社は2026年以降の保険料に反映する見通しで、引き上げは3年連続となる。報道を受け、損保株には収益面での好影響を見込んだ買いが入ったようだ。
■トヨタ <7203> 3,296円 (+146円、+4.6%)
トヨタ自動車 <7203> [東証P]が大幅続伸。前日24日に続く上昇で上値抵抗ラインとして意識されていた25日移動平均線との下方カイ離を解消、ここから一段の戻りを実現できるかどうか正念場にある。認証不正問題などで海外機関投資家などのリスク回避目的の売りを浴びたが、貸株市場を通じた空売りも観測、その買い戻しが入ったもよう。配当金再投資の買いが時価総額の大きい銘柄を中心に流入したとの観測があるほか、市場では「月末で米ハイテク株買い・日本株売りのロングショートのアンワインドが入っている」(ネット証券アナリスト)との指摘があり、25日はTOPIX主導の戻りとなるなか、時価総額で国内断トツの同社株にもその影響が反映されたとみられる。
■ミダックHD <6564> 1,538円 (+53円、+3.6%)
ミダックホールディングス <6564> [東証P]が大幅反発。同社は24日取引終了後、管理型最終処分場(遠州クリーンセンター)の埋め立て容量の増量計画について、浜松市から産業廃棄物処理施設変更許可証を受領したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。同社グループにおける最終処分場の受託量は順調に拡大しており、埋め立て容量を増量することで今後見込まれる旺盛な埋め立て需要に対応するとともに、同事業の競争力及び中長期の収益基盤の更なる強化につなげるとしている。
※25日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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