フェヴリナが急反発、２月１日付で東証２部に市場変更

　フェヴリナホールディングス＜3726.T＞が急反発、一時、前週末比５３円高の３４４円まで上げ幅を広げた。２３日に東京証券取引所から、２月１日付で東証マザーズから東証２部に市場変更の決定が公表されたと発表した。上場後１０年を経過したマザーズ上場会社による上場市場の選択に基づき、東証２部への市場変更を選択したことに伴う措置で、社名も「フォーシーズホールディングス」に変更する。
　同社は１４年９月期連結決算で、営業損益５１００万円の黒字（前の期５０００万円の赤字）、最終損益２億９６００万円の黒字（同４億１１００万円の赤字）と黒字転換を果たし、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消。１５年９月期も営業利益１０００万円（前期比８０．５％減）、純利益２００万円（同９９．３％減）と減益ながら黒字継続を見込む。今回の東証２部への市場変更承認で、経営再建策が軌道に乗ったとの見方から買い気が強まっている。

フェヴリナの株価は１０時５７分現在３２５円（△３４円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）