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イグニスのニュース
1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続落、インデックス売りを避けた中小型株選好に
・ドル・円は安値もみあい、国内勢が押し目買い
・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はダイキン<6367>
■日経平均は大幅続落、インデックス売りを避けた中小型株選好に
日経平均は大幅に続落。353.27円安の21714.97円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えた。2月28日の米国市場は、NYダウが380ドル超の下落となり、25日線を割り込んでいる。原油相場の下落のほか、10-12月GDP改定値が速報値から下方修正されるなど、弱い経済指標の内容が嫌気された。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の21910円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行した。
その後も断続的な売りは続く中、前引け際には一時21684.11円まで下げ幅を拡大させる局面をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700を超えており、全体の8割を超えている。セクターでは空運を除く32業種が下落し、鉱業、機械、化学、金属製品、精密機器の下落率は2%を超えている。
日経平均はマドを空けての下落となり、2月22日の安値水準まで下げてきている。踏ん張り処であった22000円や26週線レベルを再び下回って推移しており、押し目買いも入れづらい状況であろう。先物主導によるインデックスに絡んだ売買が中心とはいえ、直近安値水準を下回ってきており、中小型株などへの物色も手控えさせている。後場は日銀のETF買い入れが意識されるため下げ渋る展開が期待されそうだが、リバウンドを狙うというよりは戻り待ちの売りに向かわせやすい。先物市場では短期筋の売り仕掛けが出やすいだろう。
ただ、インデックス売りの影響を受けない新興市場の中小型株については、相対的に下落幅は小さい。直近で急騰した銘柄には利食いから値を消す銘柄もみられるが、業績を評価した物色のほか、5Gやゲームなどのテーマ株の一角に急動意をみせる流れも継続している。引き続きインデックス売りを避けた中小型株選好になりそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は安値もみあい、国内勢が押し目買い
1日午前の東京市場でドル・円は安値もみあい。日本株の大幅安で円買いに振れやすいが、国内勢の買戻しでドルは下げ止まっている。
東京株式市場で日経平均株価が前日比300円超安の軟調地合いとなり、円買いに振れやすい。ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を拡大しており、目先の日本株はさらに弱含むと警戒されているようだ。
ただ、10時45分に発表された中国の2月財新製造業PMIは予想に反して前回を上回り、警戒の円買いは一服。また、ドルが106円台に下げたことで国内勢の買戻しが観測され、ドルの下値は堅いとみられる。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円55銭から106円72銭、ユーロ・円は129円65銭から130円17銭、ユーロ・ドルは1.2184ドルから1.2200ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・イグニス<3689>やメドレックス<4586>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はダイキン<6367>
■経済指標・要人発言
・黒田日銀総裁
「大幅な緩和を続けた結果、成長率はプラスを継続している」
・片岡日銀審議委員
「日本の物価は欧米主要国と異なり、金融政策の転換を検討する状況からかなり遠い」
「金融政策の方向性を安易に転換すると再び完全にデフレ均衡に戻る」
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・12:45 10年国債入札の結果発表
・14:30 片岡日銀審議委員会見
<海外>
・15:45 スイス・10-12月期GDP(前年比予想:+1.7%、7-9月期:+1.2%)
・16:00 英・2月全国住宅価格(前月比予想:+0.1%、1月:+0.6%)
<DM>
・日経平均は大幅続落、インデックス売りを避けた中小型株選好に
・ドル・円は安値もみあい、国内勢が押し目買い
・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はダイキン<6367>
■日経平均は大幅続落、インデックス売りを避けた中小型株選好に
日経平均は大幅に続落。353.27円安の21714.97円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えた。2月28日の米国市場は、NYダウが380ドル超の下落となり、25日線を割り込んでいる。原油相場の下落のほか、10-12月GDP改定値が速報値から下方修正されるなど、弱い経済指標の内容が嫌気された。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の21910円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行した。
その後も断続的な売りは続く中、前引け際には一時21684.11円まで下げ幅を拡大させる局面をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700を超えており、全体の8割を超えている。セクターでは空運を除く32業種が下落し、鉱業、機械、化学、金属製品、精密機器の下落率は2%を超えている。
日経平均はマドを空けての下落となり、2月22日の安値水準まで下げてきている。踏ん張り処であった22000円や26週線レベルを再び下回って推移しており、押し目買いも入れづらい状況であろう。先物主導によるインデックスに絡んだ売買が中心とはいえ、直近安値水準を下回ってきており、中小型株などへの物色も手控えさせている。後場は日銀のETF買い入れが意識されるため下げ渋る展開が期待されそうだが、リバウンドを狙うというよりは戻り待ちの売りに向かわせやすい。先物市場では短期筋の売り仕掛けが出やすいだろう。
ただ、インデックス売りの影響を受けない新興市場の中小型株については、相対的に下落幅は小さい。直近で急騰した銘柄には利食いから値を消す銘柄もみられるが、業績を評価した物色のほか、5Gやゲームなどのテーマ株の一角に急動意をみせる流れも継続している。引き続きインデックス売りを避けた中小型株選好になりそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は安値もみあい、国内勢が押し目買い
1日午前の東京市場でドル・円は安値もみあい。日本株の大幅安で円買いに振れやすいが、国内勢の買戻しでドルは下げ止まっている。
東京株式市場で日経平均株価が前日比300円超安の軟調地合いとなり、円買いに振れやすい。ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を拡大しており、目先の日本株はさらに弱含むと警戒されているようだ。
ただ、10時45分に発表された中国の2月財新製造業PMIは予想に反して前回を上回り、警戒の円買いは一服。また、ドルが106円台に下げたことで国内勢の買戻しが観測され、ドルの下値は堅いとみられる。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円55銭から106円72銭、ユーロ・円は129円65銭から130円17銭、ユーロ・ドルは1.2184ドルから1.2200ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・イグニス<3689>やメドレックス<4586>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はダイキン<6367>
■経済指標・要人発言
・黒田日銀総裁
「大幅な緩和を続けた結果、成長率はプラスを継続している」
・片岡日銀審議委員
「日本の物価は欧米主要国と異なり、金融政策の転換を検討する状況からかなり遠い」
「金融政策の方向性を安易に転換すると再び完全にデフレ均衡に戻る」
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・12:45 10年国債入札の結果発表
・14:30 片岡日銀審議委員会見
<海外>
・15:45 スイス・10-12月期GDP(前年比予想:+1.7%、7-9月期:+1.2%)
・16:00 英・2月全国住宅価格(前月比予想:+0.1%、1月:+0.6%)
<DM>
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