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エムアップ Research Memo(7):大幅な増収増益により、2020年3月期の売上高は100億円を突破する見通し

配信元:フィスコ
投稿:2020/01/06 15:07
■業績見通し

1. 2020年3月期の業績予想
2020年3月期の業績予想についてエムアップ<3661>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比46.0%増の10,100百万円、営業利益を同103.5%増の820百万円、経常利益を同82.2%増の820百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を533百万円(前期は特殊要因※により2,269百万円の損失)と大幅な増収増益を見込んでおり、売上高は100億円を突破する見通しである。

※上期決算と同様。


売上高は、上期に引き続き、グループシナジーの創出等により、「コンテンツ事業」「EC事業」「電子チケット事業」の3つの事業がそれぞれ伸長する見通しである。

利益面でも、「電子チケット事業」等への積極的な先行投資を予定しているものの、増収による収益の底上げや2019年3月期にあったM&A費用がなくなることなどにより大幅な増益を実現し、営業利益率も8.1%(前期は5.8%)に大きく改善する見通しである。

また、主な活動計画として、2020年上旬に「VR事業」のプレオープンを予定しているほか、2020年3月期中に国民的アイドルグループのIPを活用した大型スマートフォンアプリをリリースする予定もある。さらには、ファンクラブサイトにおいても、新たな事業として、生配信アプリサービス※1や中国ファンクラブ展開※2にも取り組む計画である。

※1 「VR事業」とは別に、投げ銭機能を追加し、サービスをアップさせた生配信プラットフォーム。
※2 アジアビジネスの活発化に伴う海外展開を視野に入れ、日本IP(コンテンツ)の人気の高い中国などへ、同社の有するファンクラブサイトの運営ノウハウを横展開するところに狙いがある。


弊社でも、上期の実績や足元の状況等を踏まえると、同社の業績予想は十分に達成可能であると見ている。特に、売上高予想は、新サービスが好調なEC事業の伸びなどにより上振れる可能性にも注意が必要であろう。一方、利益予想については、計画を上回るペースで進捗しているものの、ポテンシャルの大きな「電子チケット事業」(特に、2次流通市場向け)への先行投資を優先する政策判断から、概ね計画どおりの着地となる公算が大きいと考えられる。

注目すべきは、何と言ってもファン待望の「VR事業」の動向である。順調に立ち上がってくれば、2021年3月期以降の業績に大きく貢献する可能性が高い。また、国民的アイドルグループのIPを活用した大型スマートフォンアプリについても、アップサイド要因として認識しておく必要があろう。

2. 2021年3月期業績の考え方
2021年3月期業績について弊社では、2期連続で業績拡大要因となってきたEMTG連結効果がなくなるものの、「コンテンツ事業」や「EC事業」「電子チケット事業」の3つの事業が相互に連携しながら順調に伸びていることや、「VR事業」のサービス開始などにより2ケタの高成長を維持することは十分に可能であると見ている。2020年4月1日より持株会社体制に移行する同社にとって、新たなステージへのスタートラインとなる可能性が高く、成長加速に向けた各事業の進捗やグループシナジーの創出がポイントとなるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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配信元: フィスコ
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