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アグレックス、水災リスクに応じた保険料の公平化にむけて、火災保険参考純率と契約者情報を紐づける「ADO-SUISAI」を提供開始
~損害保険会社の火災保険料改定にかかる負荷を軽減~
TISインテックグループの株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本 修司、以下 アグレックス)は、全国住所マスター「ADDRESS」のオプション製品として、顧客データと水災等地を紐づけ、水災リスクを加味した保険料の改定を可能にする「ADO-SUISAI」を提供開始することを発表します。 「ADO-SUISAI」は、提供開始に先駆けて、損害保険会社6社への導入が確定しています。
背景
近年、自然災害の頻発や激甚化により、損害保険会社の保険金支払額は大幅に増加しています。このような厳しい事業環境下においても、損害保険会社には社会的責任として保険引受機能の維持が求められており、火災保険料率の引き上げを余儀なくされています。
火災保険のうち、台風(風災)や雪災などの料率は地域ごとに差が設けられていることに対して、水災料率はこれまで全国一律となっていました。2023年6月に、地域間の水災リスクの違いによる保険料の公平化と、低リスク契約者の水災補償離れを抑制することを目的に、火災保険料改定の参考情報として、損害保険料率算出機構より水災に関する料率を地域のリスクに応じて5区分に細分化した「火災保険参考純率※1」が、会員保険会社に提供されました。
※1 「火災保険参考純率」は、料率算出団体が算出する純保険料率のことです。会員保険会社は、自社の保険料率を算出する際の基礎として、参考純率を使用することができます。付加保険料率部分については、保険会社が独自に算出します。
「ADO-SUISAI」について
「ADO-SUISAI」は、アグレックスが提供する全国住所マスター「ADDRESS」のコードである“アドレスコード(10桁)”をキーとして、損害保険会社が保有する顧客データに「火災保険参考純率」を紐づける変換対応表データです。
損害保険会社の多く※2は“アドレスコード(10桁)”を顧客データに関連付けて管理していることから、「ADO-SUISAI」を導入することで、大幅なシステム改修や独自の紐づけ調査・分析を行うことなく、水災リスクを加味した保険料の改定が可能になります。
アグレックスは、「ADDRESS」を軸に約50年にわたって住所正規化に資する製品・サービスを展開しており、その実績から培った住所ノウハウを活用して、損害保険会社の火災保険料改定を支援するとともに、保険契約者が安心・安全に暮らせる社会の実現に貢献します。
※2 「ADDRESS」は、損害保険会社の95%以上(ペット保険、再保険など目的特化型保険会社除く)に導入されており、火災保険料率の算出に活用されています。「ADDRESS」の詳細は以下ページをご参照ください。
https://www.agrex.co.jp/service/detail/address.html
「ADO-SUISAI」の特長
1. 「廃止住所」や「通り名」「通称地名」の情報との紐づけが可能
「ADO-SUISAI」は、“アドレスコード(10桁)”をキーとしているため、過去に廃止された住所や、同地域における通り名・通称地名に対しても等地を紐づけることが可能です。「ADO-SUISAI」を利用することで、火災保険料改定のためのシステム改修や紐づけのための調査が不要となり、開発費の削減につながります。
2. 最新のアドレスコードにより正確な保険料率適用を実現
日本では毎月住所変更が発生するうえに、その構造は非常に複雑なものとなっています。損害保険会社各社が変更された新住所に対して等地を反映するためには、住所知識を前提とした作業が必要となることに加え、月々の運用コストが発生します。「ADO-SUISAI」は、月に1回等地調査を行い追加収録して提供するため、「火災保険参考純率」が更新されない期間であっても新住所への等地の紐づけが可能となり、最新かつ正確な保険料率を適用することができます。
3. 水災補償等地区分の改定にともなう新旧等地の参照に対応
火災保険料の算出に「火災保険参考純率」を使用している場合、「火災保険参考純率」が改定された際も、改定前に契約された契約者情報は、改定前の「火災保険参考純率」と紐づけるため、「ADO-SUISAI」は、火災保険の保険期間(最大5年)を考慮して、改定後10年間は改定前の「火災保険参考純率」との変換データを提供します。これにより、契約時期に合わせた等地の紐づけが容易に実現できます。
価格
ライセンス価格
初期導入費用:80万円(税抜)
保守費用:96万円(税抜)/年
※別途、全国住所マスター「ADDRESS」のライセンスが必要です。
株式会社アグレックスについて(https://www.agrex.co.jp/)
アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965 年の創業以来、半世紀にわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理と IT のノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
◆本サービスに関する問い合わせ先
株式会社アグレックス
デジタルトランスフォーメーション事業本部 DX営業部 C.ビルグーン
TEL:03-5371-1505 E-mail:dx_sales_1g@agrex.co.jp
TISインテックグループの株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本 修司、以下 アグレックス)は、全国住所マスター「ADDRESS」のオプション製品として、顧客データと水災等地を紐づけ、水災リスクを加味した保険料の改定を可能にする「ADO-SUISAI」を提供開始することを発表します。 「ADO-SUISAI」は、提供開始に先駆けて、損害保険会社6社への導入が確定しています。
背景
近年、自然災害の頻発や激甚化により、損害保険会社の保険金支払額は大幅に増加しています。このような厳しい事業環境下においても、損害保険会社には社会的責任として保険引受機能の維持が求められており、火災保険料率の引き上げを余儀なくされています。
火災保険のうち、台風(風災)や雪災などの料率は地域ごとに差が設けられていることに対して、水災料率はこれまで全国一律となっていました。2023年6月に、地域間の水災リスクの違いによる保険料の公平化と、低リスク契約者の水災補償離れを抑制することを目的に、火災保険料改定の参考情報として、損害保険料率算出機構より水災に関する料率を地域のリスクに応じて5区分に細分化した「火災保険参考純率※1」が、会員保険会社に提供されました。
※1 「火災保険参考純率」は、料率算出団体が算出する純保険料率のことです。会員保険会社は、自社の保険料率を算出する際の基礎として、参考純率を使用することができます。付加保険料率部分については、保険会社が独自に算出します。
「ADO-SUISAI」について
「ADO-SUISAI」は、アグレックスが提供する全国住所マスター「ADDRESS」のコードである“アドレスコード(10桁)”をキーとして、損害保険会社が保有する顧客データに「火災保険参考純率」を紐づける変換対応表データです。
損害保険会社の多く※2は“アドレスコード(10桁)”を顧客データに関連付けて管理していることから、「ADO-SUISAI」を導入することで、大幅なシステム改修や独自の紐づけ調査・分析を行うことなく、水災リスクを加味した保険料の改定が可能になります。
アグレックスは、「ADDRESS」を軸に約50年にわたって住所正規化に資する製品・サービスを展開しており、その実績から培った住所ノウハウを活用して、損害保険会社の火災保険料改定を支援するとともに、保険契約者が安心・安全に暮らせる社会の実現に貢献します。
※2 「ADDRESS」は、損害保険会社の95%以上(ペット保険、再保険など目的特化型保険会社除く)に導入されており、火災保険料率の算出に活用されています。「ADDRESS」の詳細は以下ページをご参照ください。
https://www.agrex.co.jp/service/detail/address.html
「ADO-SUISAI」の特長
1. 「廃止住所」や「通り名」「通称地名」の情報との紐づけが可能
「ADO-SUISAI」は、“アドレスコード(10桁)”をキーとしているため、過去に廃止された住所や、同地域における通り名・通称地名に対しても等地を紐づけることが可能です。「ADO-SUISAI」を利用することで、火災保険料改定のためのシステム改修や紐づけのための調査が不要となり、開発費の削減につながります。
2. 最新のアドレスコードにより正確な保険料率適用を実現
日本では毎月住所変更が発生するうえに、その構造は非常に複雑なものとなっています。損害保険会社各社が変更された新住所に対して等地を反映するためには、住所知識を前提とした作業が必要となることに加え、月々の運用コストが発生します。「ADO-SUISAI」は、月に1回等地調査を行い追加収録して提供するため、「火災保険参考純率」が更新されない期間であっても新住所への等地の紐づけが可能となり、最新かつ正確な保険料率を適用することができます。
3. 水災補償等地区分の改定にともなう新旧等地の参照に対応
火災保険料の算出に「火災保険参考純率」を使用している場合、「火災保険参考純率」が改定された際も、改定前に契約された契約者情報は、改定前の「火災保険参考純率」と紐づけるため、「ADO-SUISAI」は、火災保険の保険期間(最大5年)を考慮して、改定後10年間は改定前の「火災保険参考純率」との変換データを提供します。これにより、契約時期に合わせた等地の紐づけが容易に実現できます。
価格
ライセンス価格
初期導入費用:80万円(税抜)
保守費用:96万円(税抜)/年
※別途、全国住所マスター「ADDRESS」のライセンスが必要です。
株式会社アグレックスについて(https://www.agrex.co.jp/)
アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965 年の創業以来、半世紀にわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理と IT のノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
◆本サービスに関する問い合わせ先
株式会社アグレックス
デジタルトランスフォーメーション事業本部 DX営業部 C.ビルグーン
TEL:03-5371-1505 E-mail:dx_sales_1g@agrex.co.jp
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