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<動意株・26日>(大引け)=ヘリオスTH、アンリツ、中京医薬など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/03/26 15:05
<動意株・26日>(大引け)=ヘリオスTH、アンリツ、中京医薬など  ヘリオス テクノ ホールディング<6927.T>=後場ストップ高。同社はきょう、子会社のナカンテクノがマスク生産設備の販売を開始したと発表。これが材料視されているようだ。これは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、マスクの生産及び供給が不足している状況を受けたもの。販売する設備は生産能力が80~130ppm(約100枚/分生産)で、設備生産合格率は99%(原料が要求を満足していない場合、または人員操作ミスを除外する場合)だとしている。

 アンリツ<6754.T>=異色の強さで4連騰。3月中旬から株価は急速な上値追い態勢に入っている。次世代通信規格「5G」の国内商用サービスが今週25日のNTTドコモ<9437.T>を皮切りにスタートしており、5G向け通信計測器でトップメーカーである同社株はそのシンボルストックとして注目度が高まっている。国内証券系調査機関などで5G向け計測器需要は今後長期化するとの見方が改めて買いを呼び込む形となっている。

 新型コロナ対策関連株=一斉高。中京医薬品<4558.T>川本産業<3604.T>マナック<4364.T>重松製作所<7980.T>などが再び物色人気化。ニイタカ<4465.T>大木ヘルスケアホールディングス<3417.T>なども大幅高に買われ、一連の防疫関連株(新型コロナウイルス対策関連株)が揃って買われている。ここにきてコロナウイルスの世界的な感染拡大が改めて警戒されている。日本国内でも東京都が「感染爆発の重大局面」として外出自粛を要請するなど危機感が強まっている。これを受け、全体相場は再びリスクオフの様相を強めたが、逆に防疫関連銘柄の株価を刺激する格好となった。

 ブイキューブ<3681.T>=一時ストップ高し4連騰。Web会議やテレワークなど遠隔地の人と人をつなぐコミュニケーションサービスを主力展開、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に移動制限の動きが強まるなかで、ビジネスチャンスが広がるとの思惑が投資資金の攻勢につながっている。東京都が新型コロナ感染者の急増を受けて、外出の自粛を要請したことが、逆に同社の株価を刺激する格好となっている。

 アクセル<6730.T>=大幅高で4日続伸。25日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を80億円から92億円へ、営業利益を1億7000万円から3億6000万円へ、純利益を1億7000万円から4億円へ上方修正した。パチンコ・パチスロ機向けメモリモジュール製品が、採用顧客の旺盛な需要に支えられて計画を大幅に上回る見通しとなったことが要因としている。なお、20年3月期から連結決算に移行したため前期との比較はない。
 
 PALTEK<7587.T>=急速人気で一時ストップ高。独立系の半導体商社で、次世代通信規格「5G」の普及局面に伴う半導体需要創出への期待が高まっている。特に同社は5Gで必須となる通信機器向けFPGAを取り扱っていることで注目度が高い。25日取引終了後、5Gソリューション構築を支援するFPGAコンピューティングプラットフォーム「M-CUBE」の受注を開始することを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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