決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ファストリ、テラスカイ、ベイカレント (1月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＳＫジャパン <7608>
　21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比56.7％減の1億9900万円に大きく落ち込んだ。

▲No.5　アルテック <9972>
　20年11月期の連結経常利益は前の期比19.3％増の7億円に伸びたが、21年11月期は前期比7.1％減の6.5億円に減る見通しとなった。

▲No.6　ＲＰＡ <6572>
　21年2月期の連結最終利益を従来予想の1億2600万円→6200万円(前期は1700万円)に50.8％下方修正し、増益率が7.4倍→3.6倍に縮小する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3915> テラスカイ 　　東１ 　 -14.02 　　1/14　　　3Q　　　 11.76
<7608> ＳＫジャパン 　東１ 　 -13.43 　　1/14　　　3Q　　　-56.74
<3267> フィルＣ 　　　東１ 　 -13.17 　　1/14　本決算　　　104.08
<3678> メディアドゥ 　東１ 　 -10.07 　　1/14　　　3Q　　　 76.83
<9972> アルテック 　　東１ 　 -10.06 　　1/14　本決算　　　 -7.14

<6572> ＲＰＡ 　　　　東１　　 -8.31 　　1/14　　　3Q　　　　0.81
<6814> 古野電 　　　　東１　　 -6.66 　　1/14　　　3Q　　　 18.39
<4577> ダイト 　　　　東１　　 -5.32 　　1/14　　上期　　　 23.65
<7420> 佐鳥電機 　　　東１　　 -4.56 　　1/14　　上期　　　-23.97
<3627> ＪＮＳ 　　　　東１　　 -4.03 　　1/14　　　3Q　　　-61.08

<6532> ベイカレント 　東１　　 -4.02 　　1/14　　　3Q　　　 81.03
<3826> ＳＩ 　　　　　東１　　 -3.92 　　1/14　　　3Q　　　-51.71
<3139> ラクトＪ 　　　東１　　 -3.90 　　1/14　本決算　　　 -6.47
<7035> アンファク 　　東１　　 -3.70 　　1/14　　　1Q　　　　赤転
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１　　 -3.67 　　1/14　　　3Q　　　 22.03

<2687> ＣＶＳベイ 　　東１　　 -3.22 　　1/14　　　3Q　　　　赤転
<3501> 住江織 　　　　東１　　 -2.70 　　1/14　　上期　　　　赤転
<4992> 北興化 　　　　東１　　 -2.33 　　1/14　本決算　　　　2.82
<9837> モリト 　　　　東１　　 -2.24 　　1/14　本決算　　　 40.09
<2698> キャンドゥ 　　東１　　 -2.18 　　1/14　本決算　　　　7.85

<3201> ニッケ 　　　　東１　　 -2.17 　　1/14　本決算　　　-35.20
<8904> アバンティア 　東１　　 -2.16 　　1/14　　　1Q　　　　赤縮
<2796> ファマライズ 　東１　　 -1.91 　　1/14　　上期　　　　2.68
<9979> 大庄 　　　　　東１　　 -1.65 　　1/14　　　1Q　　　　赤拡
<9983> ファストリ 　　東１　　 -1.24 　　1/14　　　1Q　　　　5.05

<9765> オオバ 　　　　東１　　 -1.07 　　1/14　　上期　　　　赤縮
<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東１　　 -1.06 　　1/14　　　3Q　　　-90.19
<3593> ホギメデ 　　　東１　　 -0.94 　　1/14　　　3Q　　　　8.83
<3548> バロック 　　　東１　　 -0.42 　　1/14　　　3Q　　　-77.38

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース