ワコールＨＤ、4-12月期(3Q累計)税引き前が49％減益で着地・10-12月期も99％減益

　ワコールホールディングス <3591> が1月31日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比49.1％減の55.3億円に落ち込み、通期計画の79億円に対する進捗率は70.1％にとどまり、さらに前年同期の100.8％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結税引き前損益は23.6億円の黒字(前年同期は0.8億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比99.5％減の0.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.4％→2.5％に大幅悪化した。

株探ニュース