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セーレンのニュース
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に
■ファーストリ、3Q営業利益72.1%増 2278億円、コンセンサス若干下回る
■前場の注目材料:THK、自動ブレーキ用ネジ増産、搭載義務化に対応
■日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に
16日の日本株市場は、軟調な相場展開が見込まれる。15日の米国市場ではNYダウが53ドル高と上昇するものの、ナスダックは冴えない展開となるなど、まちまちの展開。売り先行で始まったが、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会の証言で、緩和縮小の条件達成は程遠いとの見解を繰り返すとNYダウは上昇に転じている。しかし、ハイテク株へは利益確定の動きが継続しており、ナスダックの重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の28090円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、日経平均は28000円を挟んでの攻防になりそうである。昨日は台湾セミコンダクター(TSMC)の決算を警戒するなかで断続的な売りに押されており、織り込んでいる状態ではある。しかし、TSMCは5%を超える下落となり、エヌビディアなど他の半導体株にも売りが波及し、SOX指数は下落していることから、改めて嫌気売りに押される格好に。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へ売りが広がる展開が警戒されそうだ。
また、ファーストリテ<9983>は第3四半期とあわせて、通期業績予想の下方修正を発表しているため、同社においても売り仕掛け的な商いが入りやすく、日経平均を下押す格好になりそうだ。さらに、エーザイ<4523>についても、バイオジェンが7%近く下落している影響は避けられないだろう。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株がそれぞれ売られやすい状況のため、日経225型への売りにも繋がる可能性がある。
また、先物市場ではクレディスイスから日経225先物、TOPIX先物にそれぞれショートの動きが目立ってきており、昨日については前日から売り越し枚数が大幅に増えている。東証1部の売買高は連日で10億株を下回る薄商いのなか、先物主導のショートの動きが下へのバイアスを強めてくる展開も警戒されやすいところだろう。そのため、売り一巡後は28000円辺りでの強弱感が対立しやすいだろうが、戻りの鈍さが嫌気される局面においては、ショートの積み増しには警戒しておきたい。
物色の流れとしてはインデックスの影響を受けやすい銘柄は避けられ、決算などを手掛りとした個別銘柄での短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりやすいところ。昨日の大引け後の決算では、Bエンジニア<7352>、DDHD<3073>、ウォンテッドリ<3991>、エヌリンクス<6578>、きずなHD<7086>、グッドパッチ<7351>辺りに個人主体の資金が向かいやすいだろう。
■ファーストリ、3Q営業利益72.1%増 2278億円、コンセンサス若干下回る
ファーストリ<9983>は2021年8月期第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比9.9%増の1兆6980.82億円、営業利益は同72.1%増の2278.97億円だった。3Q単体(3-5月)の営業利益は599.15億円となり、コンセンサス(640億円)を下回る。あわせて通期予想を修正しており、売上高は2兆2100億円から2兆1500億円、営業利益は2550億円から2450億円に下方修正している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34987.02、+53.79)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・THK<6481>自動ブレーキ用ネジ増産、搭載義務化に対応
・パナソニック<6752>米でリチウム採掘、EV電池材料を安定確保
・MS&AD<8725>CVC総投資枠220億円、独自の商品強化
・トヨタ<7203>南アフリカの2工場停止、政情不安で暴動
・セーレン<3569>DICと車構造部材向けプリプレグ事業化、CFRP製造時間短縮
・日本電産<6594>トラクションモーター・インバーター、佐川の配送EVに採用
・洋エンジ<6330>三井海洋開発とFPSOで業務提携
・メタウォーター<9551>宮城県の上下水道運営特別目的会社、10社で設立
・シャープ<6753>唾液中のコロナウイルス、プラズマクラスターで減少
・森六<4249>次期中計で第3の柱育成、環境・5G・AIなど
・豊田織<6201>電動化製品の売上高比率7割超に、30年度SDGs目標
・洋缶HD<5901>欲しい分だけ製缶、コンパクトなライン
・日ペHD<4612>光触媒抗ウイルス・抗菌塗料、コロナ99%不活化確認
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期消費者物価指数(前年比予想:+2.7%、1-3月期:+1.5%) <ST>
■株式見通し:日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に
■ファーストリ、3Q営業利益72.1%増 2278億円、コンセンサス若干下回る
■前場の注目材料:THK、自動ブレーキ用ネジ増産、搭載義務化に対応
■日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に
16日の日本株市場は、軟調な相場展開が見込まれる。15日の米国市場ではNYダウが53ドル高と上昇するものの、ナスダックは冴えない展開となるなど、まちまちの展開。売り先行で始まったが、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会の証言で、緩和縮小の条件達成は程遠いとの見解を繰り返すとNYダウは上昇に転じている。しかし、ハイテク株へは利益確定の動きが継続しており、ナスダックの重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の28090円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、日経平均は28000円を挟んでの攻防になりそうである。昨日は台湾セミコンダクター(TSMC)の決算を警戒するなかで断続的な売りに押されており、織り込んでいる状態ではある。しかし、TSMCは5%を超える下落となり、エヌビディアなど他の半導体株にも売りが波及し、SOX指数は下落していることから、改めて嫌気売りに押される格好に。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へ売りが広がる展開が警戒されそうだ。
また、ファーストリテ<9983>は第3四半期とあわせて、通期業績予想の下方修正を発表しているため、同社においても売り仕掛け的な商いが入りやすく、日経平均を下押す格好になりそうだ。さらに、エーザイ<4523>についても、バイオジェンが7%近く下落している影響は避けられないだろう。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株がそれぞれ売られやすい状況のため、日経225型への売りにも繋がる可能性がある。
また、先物市場ではクレディスイスから日経225先物、TOPIX先物にそれぞれショートの動きが目立ってきており、昨日については前日から売り越し枚数が大幅に増えている。東証1部の売買高は連日で10億株を下回る薄商いのなか、先物主導のショートの動きが下へのバイアスを強めてくる展開も警戒されやすいところだろう。そのため、売り一巡後は28000円辺りでの強弱感が対立しやすいだろうが、戻りの鈍さが嫌気される局面においては、ショートの積み増しには警戒しておきたい。
物色の流れとしてはインデックスの影響を受けやすい銘柄は避けられ、決算などを手掛りとした個別銘柄での短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりやすいところ。昨日の大引け後の決算では、Bエンジニア<7352>、DDHD<3073>、ウォンテッドリ<3991>、エヌリンクス<6578>、きずなHD<7086>、グッドパッチ<7351>辺りに個人主体の資金が向かいやすいだろう。
■ファーストリ、3Q営業利益72.1%増 2278億円、コンセンサス若干下回る
ファーストリ<9983>は2021年8月期第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比9.9%増の1兆6980.82億円、営業利益は同72.1%増の2278.97億円だった。3Q単体(3-5月)の営業利益は599.15億円となり、コンセンサス(640億円)を下回る。あわせて通期予想を修正しており、売上高は2兆2100億円から2兆1500億円、営業利益は2550億円から2450億円に下方修正している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34987.02、+53.79)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・THK<6481>自動ブレーキ用ネジ増産、搭載義務化に対応
・パナソニック<6752>米でリチウム採掘、EV電池材料を安定確保
・MS&AD<8725>CVC総投資枠220億円、独自の商品強化
・トヨタ<7203>南アフリカの2工場停止、政情不安で暴動
・セーレン<3569>DICと車構造部材向けプリプレグ事業化、CFRP製造時間短縮
・日本電産<6594>トラクションモーター・インバーター、佐川の配送EVに採用
・洋エンジ<6330>三井海洋開発とFPSOで業務提携
・メタウォーター<9551>宮城県の上下水道運営特別目的会社、10社で設立
・シャープ<6753>唾液中のコロナウイルス、プラズマクラスターで減少
・森六<4249>次期中計で第3の柱育成、環境・5G・AIなど
・豊田織<6201>電動化製品の売上高比率7割超に、30年度SDGs目標
・洋缶HD<5901>欲しい分だけ製缶、コンパクトなライン
・日ペHD<4612>光触媒抗ウイルス・抗菌塗料、コロナ99%不活化確認
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期消費者物価指数(前年比予想:+2.7%、1-3月期:+1.5%) <ST>
この銘柄の最新ニュース
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