サツドラＨＤ、前期経常を30％上方修正・最高益予想を上乗せ

　サツドラホールディングス <3544> [東証Ｓ] が6月5日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年5月期の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円(前の期は3.2億円)に30.0％上方修正し、増益率が3.1倍→4.0倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.7億円の黒字→6.7億円の黒字(前年同期は0.3億円の赤字)に80.0％増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024 年５月期の通期連結業績予想につきまして、春節以降のインバウンド需要は落ち着くものとして見込んでおりましたが、足元、未だ中国から道内への観光客の回復はまだ十分ではないものの、他のアジアの国々からの需要の高まりの継続等によって、想定よりも堅調な業績で推移しております。また、電気代の単価が計画よりも下振れたこと等により、販売費及び一般管理費も抑制できていることから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見通しであります。　なお、配当予想については、変更ございません。※ 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報と予測に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。