住江織、上期経常を69％上方修正、通期も増額

　住江織物 <3501> [東証Ｐ] が1月11日午前(11:00)に業績修正を発表。24年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益を従来予想の10億円→16.9億円(前年同期は1.4億円)に69.0％上方修正し、増益率が6.8倍→11倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の27億円→34億円(前期は15.7億円)に25.9％上方修正し、増益率が71.4％増→2.2倍に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024 年５月期の第２四半期連結累計期間の売上高は、主力事業である自動車・車両内装事業において、半導体や部品供給不足の緩和に伴い日系自動車メーカーの生産台数が回復傾向となり、為替も寄与したことから売上が伸長した他、車両関連でもコロナ禍で落ち込んでいた鉄道・バス向け内装材需要の回復へ着実に対応したことから、計画を上回り好調に進捗しました。利益面では、増収に加え、北中米拠点の事業再編や自動車・車両内装事業での原材料・エネルギー価格高騰に伴う適正な価格転嫁が奏功したことで、各段階損益においても2023年10 月12 日に公表しました第２四半期の連結業績予想を上回る見込みとなりました。　通期連結業績予想につきましては、第２四半期連結累計期間同様に自動車・車両内装事業が堅調に推移することを見込むとともに、事業再編を進めてきた北中米拠点における完全子会社の黒字化が連結業績向上につながることから、2023 年７月14 日に公表しました通期の連結業績予想から上方修正しております。※ 上記の予想は、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。