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霞ヶ関キャピタルのニュース

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霞ヶ関C、今期経常を41%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2023/07/04 15:30
 霞ヶ関キャピタル <3498> [東証G] が7月4日大引け後(15:30)に決算を発表。23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結経常損益は9億円の黒字(前年同期は6億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→38億円(前期は17.3億円)に40.7%上方修正し、増益率が55.9%増→2.2倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.3億円→25.3億円(前年同期は15億円)に76.8%増額し、一転して68.1%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→60円(前期は30円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は3.5億円の赤字(前年同期は8.3億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-137.4%→-20.0%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループの2023年8月期見通しに関し、主にアパートメントホテル事業と物流事業における案件収益の拡大や売却の早期化などの影響により、2022年10月4日に公表した見通しの売上高および利益を大幅に上回る見込みとなりました。このため、連結業績予想を上記のとおり修正いたします。 アパートメントホテル事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響を保守的に想定しておりましたが、社会活動の正常化に向けた動きが加速したことにより各案件の収益性が向上しております。 物流事業においては、当社グループが企画・開発をおこなったドライ倉庫につきまして、当初は竣工後一定期間経過後に売却される可能性を考慮した見通しを作成しておりましたが、想定よりも早期にすべての物件の売却が決定したため、当初予想の売上高および利益を上回ることとなりました。 なお、今回売却するドライ倉庫の一部は当社が株式の66%を保有する連結子会社であるロジフラッグ・デベロプメント株式会社にて開発をおこなっていたものであり、売上・利益は当社連結業績に合算されますが、親会社株主に帰属する当期純利益は非支配株主持分が控除されるため当初見通しと比較して構成比が低くなっております。

  当社は、利益配分につきましては、業績の推移を見据え、将来の事業の発展と経営基盤の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的な配当を維持することを基本方針としております。 株主の皆様への日頃の感謝の意を表するとともに、当期の業績予想を踏まえ、2023年8月期の期末配当予想につきまして、1株当たり10円増配の60円といたします。
配信元: 株探

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