三ツ知、非開示だった前期経常は84％減益、未定だった配当は52円減配

　三ツ知 <3439> [ＪＱ] が7月30日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。非開示だった20年6月期の業績予想は連結経常利益が前の期比83.8％減の1億円に落ち込む見通しと発表した。

　同時に、従来未定としていた下期配当は見送る方針とした。年間配当は13円(前の期は65円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、国内外の経済活動に深刻な影響を与えております。各自動車メーカーが４月から６月の間に生産を一時停止する等、自動車部品の製造・販売を主な事業としている当社グループに与える影響は大きく、全てのセグメントにおいて前年を大きく下回り、売上高は124億68百万円を見込んでおります。　利益面につきましては、減収及び生産の一時停止等の影響が大きく、営業利益は16百万円、経常利益は１億８百万円、特別損失として子会社が保有している固定資産の減損損失を計上見込であること等により、１億84百万円の当期純損失の見込みとなりました。　また、上記のとおり純損失を予想しているため、誠に遺憾ではございますが、期末配当は見送りさせていただき、年間配当金は１株当たり13円に修正させていただく予定です。