東レ、今期最終を18％下方修正

　東レ <3402> [東証Ｐ] が2月8日昼(12:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比38.8％減の456億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の710億円→580億円(前期は728億円)に18.3％下方修正し、減益率が2.5％減→20.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の421億円→291億円(前年同期は137億円)に30.9％減額し、増益率が3.1倍→2.1倍に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比8.7％増の167億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.9％→4.3％に改善した。

株探ニュース