決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ネクステージ、オンワード、スギＨＤ (4月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月4日から5日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　オンワード <8016>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比12.9％減の51.6億円になったが、従来予想の41.5億円を上回って着地。

★No.2　ネクステージ <3186>
　19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比46.8％増の12.7億円に拡大し、12-5月期(上期)計画の27億円に対する進捗率は5年平均の43.4％を上回る47.3％に達した。

★No.3　スギＨＤ <7649>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比5.2％増の272億円になり、20年2月期も前期比6.5％増の290億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8016> オンワード 　　東１　　 +8.26 　　4/ 5　本決算　　　 10.44
<3186> ネクステージ 　東１　　 +8.09 　　4/ 5　　　1Q　　　 46.78
<7649> スギＨＤ 　　　東１　　 +4.21 　　4/ 5　本決算　　　　6.47
<7427> エコーＴＤ 　　東１　　 +1.95 　　4/ 5　本決算　　　181.69
<3385> 薬王堂 　　　　東１　　 +1.11 　　4/ 5　本決算　　　　4.72

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース