アークコア、今期最終を4.3倍上方修正・11期ぶり最高益更新へ

　アークコア <3384> [名証Ｎ] が10月11日大引け後(16:30)に決算を発表。23年2月期第2四半期累計(3-8月)の最終利益(非連結)は前年同期比2.8倍の2億1800万円に急拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の8900万円の黒字→3億8100万円の黒字(前期は3200万円の赤字)に4.3倍上方修正し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の最終損益は1億6300万円の黒字(前年同期は1億1000万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の最終利益は前年同期比5.7倍の1億8300万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5％→10.8％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　バイク事業の業績が好調に推移していることで、第2四半期累計期間の売上高、営業利益は当初の想定を大きく上回りましたので、通期業績予想数値においても、売上高、営業利益の増加を見込んでおります。また、フィットネス事業の営業店舗について退店要請を受け、当該店舗の営業を終了することとし、退店要請に伴う明渡料として受取補償金206百万円を特別利益に計上し、また当該店舗の固定資産については減損処理を行うこととし、減損損失22百万円を特別損失に計上する見込みでありますので、当期純利益は大幅に増加することを見込んでおります。