決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … イオン、マネフォ、ローソン (7月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　インターアク <7725>
　24年5月期の連結経常利益は前の期比8.9％増の16.3億円に伸びたが、25年5月期は前期比47.0％減の8.6億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.5　ＴＳＩＨＤ <3608>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比54.3％減の11億円に大きく落ち込んだが、3-8月期(上期)計画の5億円の赤字をすでに上回った。

▲No.7　ダイト <4577>
　24年5月期の連結経常利益は前の期比24.1％減の39.2億円になり、25年5月期も前期比10.8％減の35億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7725> インターアク 　東Ｐ 　 -18.76 　　7/12　本決算　　　-47.04
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東Ｐ 　 -15.65 　　7/12　　　1Q　　　 60.01
<6058> ベクトル 　　　東Ｐ　　 -8.92 　　7/12　　　1Q　　　　1.23
<3349> コスモス薬品 　東Ｐ　　 -7.90 　　7/12　本決算　　　　0.29
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東Ｐ　　 -7.03 　　7/12　　　1Q　　　-54.31

<2462> ライク 　　　　東Ｐ　　 -6.14 　　7/12　本決算　　　　1.19
<4577> ダイト 　　　　東Ｐ　　 -6.08 　　7/12　本決算　　　-10.78
<3678> メディアドゥ 　東Ｐ　　 -5.89 　　7/12　　　1Q　　　 11.11
<6572> オープンＧ 　　東Ｐ　　 -5.58 　　7/12　　　1Q　　　-49.43
<8185> チヨダ 　　　　東Ｐ　　 -5.47 　　7/12　　　1Q　　　 10.43

<6432> 竹内製作所 　　東Ｐ　　 -5.16 　　7/12　　　1Q　　　 40.03
<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 -4.47 　　7/12　本決算　　　 -7.31
<2930> 北の達人 　　　東Ｐ　　 -3.30 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<3198> ＳＦＰ 　　　　東Ｐ　　 -2.49 　　7/12　　　1Q　　　　2.29
<3994> マネフォ 　　　東Ｐ　　 -2.26 　　7/12　　上期　　　　赤縮

<7607> 進和 　　　　　東Ｐ　　 -1.52 　　7/12　　　3Q　　　-35.47
<3387> クリレスＨＤ 　東Ｐ　　 -1.38 　　7/12　　　1Q　　　-11.63
<8267> イオン 　　　　東Ｐ　　 -0.84 　　7/12　　　1Q　　　 -5.66
<4343> イオンファン 　東Ｐ　　 -0.60 　　7/12　　　1Q　　　568.57
<4714> リソー教育 　　東Ｐ　　 -0.40 　　7/12　　　1Q　　　　赤縮

<2651> ローソン 　　　東Ｐ　　 -0.19 　　7/12　　　1Q　　　　2.92

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース