コスモス薬品が大幅続伸、積極出店牽引し上期２ケタ営業増益

　コスモス薬品<3349.T>が大幅続伸。１１日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１８年６～１１月）連結決算が、売上高２９８３億７２００万円（前年同期比１０．２％増）、営業利益１２３億２７００万円（同１９．８％増）、純利益９０億５００万円（同１５．７％増）と２ケタ営業増益となったことが好感されている。

　自社競合による一時的な収益性の低下をいとわず、中部地区に７店舗、関西地区に１３店舗、中国地区に６店舗、四国地区に５店舗、九州地区に１５店舗の合計４６店舗を出店（５店舗を閉鎖）したことが業績を牽引。また、エブリデイ・ロー・プライス政策を実行して物流や店舗作業の平準化を行い、ローコストオペレーションの更なる推進を図ったことも寄与した。

　なお、１９年５月期通期業績予想は、売上高６１００億円（前期比９．３％増）、営業利益２３０億円（同１．１％増）、純利益１７６億５０００万円（同０．１％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS