ミタチがカイ気配スタート、１８年５月期第３四半期営業利益が前期比約３倍の高変化

　ミタチ産業<3321.T>が大口の買い流入でカイ気配スタート。前週末に大幅高で４日続伸していたが、きょうは上げ足を一気に加速させ２５日移動平均線を一気に上回ってきた。同社は自動車や遊技機械向け電子デバイスを中心とする電子部品商社。自動車のカーナビゲーション向け半導体などが好調で業績を押し上げている。

　同社が３月３０日取引終了後に発表した１８年５月期第３四半期累計（１７年６月～１８年２月）の連結決算は、売上高が３２０億１０００万円（前年同期比３１．７％増）、営業利益は１１億７４００万円（同２．９倍）、最終利益は８億１９００万円（同２．８倍）と高変化をみせており、これがポジティブサプライズとなった。通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、営業利益１３億５０００万円（前期比９４．８％増）に対する進捗率は、８７％に達している。

出所：minkabuPRESS