業績回復の兆しが見えるまでは積極的な買いは入りにくいか
■注目銘柄
ブックオフコーポレーション(3313)
■注目理由
同社は、中古書店「BOOK OFF」を全国に展開しています。
例年10月は株式市場が軟調に推移する傾向があります。同社の過去データでは、10月の売り勝率は100%となっており、同社株も10月に下がる傾向が確認できます。
直近発表された第1四半期決算を見ると、売上高187億8500万円(前年同期比-3.7%)、営業利益2億1200万円(同+89.6%)、当期純利益3600万円(同-30.4%)となっています。売上高は主力のブックオフ事業の既存店の売上高が低迷したことで減収となりました。営業利益は上期に予定していた宣伝広告費(約1.5億円)を、業績の見通しが不透明なことから先送りにしたことで大幅な増益を確保しています。
直近の株価を見ると、ヤフーとのコラボ店舗を出店したことで業績拡大の期待感から買いが入っています。しかし、同社業績にどれだけ影響するかは不透明であり、また、主力であるブックオフ事業の月次の売上状況の回復が確認できていないことを考えると積極的な買いは入りにくいと判断しました。
過去の検証結果は以下の通りです。
--------------------------------------
勝率:100%
平均損益(率):5.35%
平均利益(率):5.35%
平均損失(率):0%
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ブックオフコーポレーション(3313)
■注目理由
同社は、中古書店「BOOK OFF」を全国に展開しています。
例年10月は株式市場が軟調に推移する傾向があります。同社の過去データでは、10月の売り勝率は100%となっており、同社株も10月に下がる傾向が確認できます。
直近発表された第1四半期決算を見ると、売上高187億8500万円(前年同期比-3.7%)、営業利益2億1200万円(同+89.6%)、当期純利益3600万円(同-30.4%)となっています。売上高は主力のブックオフ事業の既存店の売上高が低迷したことで減収となりました。営業利益は上期に予定していた宣伝広告費(約1.5億円)を、業績の見通しが不透明なことから先送りにしたことで大幅な増益を確保しています。
直近の株価を見ると、ヤフーとのコラボ店舗を出店したことで業績拡大の期待感から買いが入っています。しかし、同社業績にどれだけ影響するかは不透明であり、また、主力であるブックオフ事業の月次の売上状況の回復が確認できていないことを考えると積極的な買いは入りにくいと判断しました。
過去の検証結果は以下の通りです。
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勝率:100%
平均損益(率):5.35%
平均利益(率):5.35%
平均損失(率):0%
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