アンビＤＸ、前期経常を7％上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　アンビション　ＤＸ　ホールディングス <3300> [東証Ｇ] が7月31日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年6月期の連結経常利益を従来予想の13.7億円→14.6億円(前の期は13.5億円)に7.1％上方修正し、増益率が1.2％増→8.3％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.3億円→7.2億円(前年同期は8.4億円)に15.4％増額し、減益率が25.7％減→14.3％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年６月期通期連結業績予想は、売上高につきましては、【売買DX】インベストメント事業において、市場の動向を見極めた仕入・販売戦略により、需要の高まりを見越し、適切なタイミングでの物件の取得や売却を行い、好調に推移いたしました。更に、少額短期保険事業においても、顧客や代理店のニーズに対応したDX推進を行い、新規代理店の獲得や既存代理店の顧客獲得増加を実現いたしました。利益面につきましては、【賃貸DX】プロパティマネジメント事業の積極的なDX施策が奏功し、販管費の抑制や既存物件の高入居率の維持による安定的な収益基盤を確保するなど、生産性が向上し、利益に貢献いたしました。そのため、2022年８月12日に公表いたしました2023年６月期通期連結業績予想の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を上回る見込みとなりました。