東急不ＨＤは５日ぶりに反発、１５年３月期予想で純利益５．４％増と配当予想の実質増額好感

　東急不動産ホールディングス<3289.T>が５日ぶりに反発。同社は１２日、１５年３月期通期連結業績予想を発表した。売上高は７３５０億円（前期比２．９％増）、営業利益は６３０億円（同２．６％増）、純利益は２５０億円（同５．４％増）を想定している。
　会社側では、分譲マンションの売り上げは減少するものの、ビル・商業施設などの売却が増加することから増収増益を見込んでいる。
　同時に１５年３月期配当予想について、年間配当は１０円を明らかにしている。なお、同社は１３年１０月に設立したため、前期比比較はないが、共同株式移転に伴う株式移転比率を考慮した場合、前期は８円となることから、今期は実質２円の増配となり、きょうはこれを好感した買いが入っているようだ。

東急不ＨＤの株価は９時２９円現在７６３円（△３０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）