決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ＯＳＧコーポ、Ｃａｓａ、ストリーム (9月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ストリーム <3071>
　21年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の2億4900万円に急拡大し、通期計画の8500万円に対する進捗率が292.9％とすでに上回り、さらに5年平均の62.1％も超えた。

★No.2　コーセーＲＥ <3246>
　21年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比27.4％増の3.2億円に伸び、通期計画の6.5億円に対する進捗率は5年平均の37.8％を上回る49.2％に達した。

★No.3　ピースリー <6696>
　21年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常損益は7700万円の赤字(前年同期は9300万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3071> ストリーム 　　東２ 　 +35.56 　　9/ 8　　上期　　　266.18
<3246> コーセーＲＥ 　東１ 　 +19.51 　　9/ 8　　上期　　　 27.38
<6696> ピースリー 　　東Ｍ 　 +12.63 　　9/ 8　　上期　　　　赤縮
<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 +7.52 　　9/ 8　　上期　　　 97.26
<3248> アールエイジ 　東２　　 +5.45 　　9/ 8　　　3Q　　　 -7.33

<7983> ミロク 　　　　東２　　 +2.33 　　9/ 8　　　3Q　　　-38.55
<7196> Ｃａｓａ 　　　東１　　 +0.26 　　9/ 8　　上期　　　-45.70

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース