イントランスが高い、子会社大多喜ハーブガーデンが双日の農業法人と提携

　イントランス<3237.T>が高い。７日の取引終了後、子会社の大多喜ハーブガーデンが双日<2768.T>子会社の農業法人マイベジタブルと、ハーブ・野菜類の相互供給などを目的とする業務提携契約を締結したと発表しており、グループ業績への寄与を期したい買いが入っている。

　大多喜ハーブガーデンは４５００平方メートルを越える全天候型室内ガラスハウスガーデンを有する施設で、フレッシュハーブなどの栽培・販売を展開。一方、マイベジタブルは、将来的に全国の都市近郊に合計２０ヘクタールまで農場を拡大し、複数の農場を保有することで通年の供給体制を構築し、同一品質の生鮮野菜を一年通して安定的に提供することを目的に１４年４月に設立された企業だ。

　今回の業務提携では、マイベジタブルが持つ販路や生産能力と大多喜ハーブガーデンが持つ長年のハーブ生産の知識を組み合わせることで、両社が生産または販売するハーブ・野菜類の相互供給や改良、ハーブ・野菜類を原料とした高付加価値品の開発・生産を行うとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）