三栄建築、上期経常を54％上方修正

　三栄建築設計 <3228> が4月2日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の連結経常利益を従来予想の28億円→43億円(前年同期は27.2億円)に53.6％上方修正し、増益率が2.7％増→57.7％増に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の100億円(前期は71.9億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　戸建分譲事業においては、コロナ禍による住宅需要の高まりから販売が好調に推移し、売上・利益ともに当初計画を大幅に上回りました。　一方で、不動産販売事業においては、二度目の緊急事態宣言による収益不動産市況の動向を見極め、販売計画の調整を行ったことなどから、当初計画を下回りました。　その結果、各段階利益が2021 年８月期第２四半期累計期間の連結業績予想を大幅に上回ったことにより、修正を行うものであります。　なお、通期連結業績に与える影響につきましては、他要因も含めて現在精査中であり、現時点では通期連結業績予想の変更はございませんが、修正が必要と判断した場合には、速やかに公表いたします。