シュッピンが急反発、好業績・株式分割背景に切り返し上場来高値射程

　シュッピン<3179.T>が急反発、１０月下旬に調整を入れたが２５００円台で売り物を吸収し急速に出直ってきた。時価は２５日移動平均線を上回り、１０月１６日につけた上場来高値２９４６円の奪回から未踏の３０００円大台を窺う展開。

　同社が６日取引終了後に発表した１８年３月期第２四半期累計（４～９月）の単独決算は売上高が１４４億３５００万円（前年同期比２９．３％増）、営業利益は７億３６００万円（同５５．８％増）、最終利益は５億３００万円（同５７．３％増）と急拡大した。ネットを主体にカメラや時計など高級商材の中古品販売を行うが、消費者ニーズを捉え業績は絶好調に推移している。１２月末の株主を対象に１株を２株にする株式分割も発表しており、これもポジティブサプライズとなった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）