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<動意株・28日>(大引け)=J―HD、DMG森精機など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/28 15:07
<動意株・28日>(大引け)=J―HD、DMG森精機など  ジェイホールディングス<2721.T>=ストップ高。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高11億6400万円(前年同期比2.2倍)、営業損益2700万円の赤字(前年同期1億7700万円の赤字)、最終利益1億6000万円(同1億8500万円の赤字)となり、最終損益が黒字転換したことが好感されている。不動産売買に関する大型案件が決済されたことで不動産事業が伸長し売上高を牽引した。また、子会社株式の譲渡に伴い、特別利益として子会社株式売却益及び貸倒引当金繰入額を計上したことも最終損益の黒字転換に寄与した。なお、20年12月期業績予想は引き続き未定としている。

 DMG森精機<6141.T>=反発。27日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を3200億~3400億円から3300億~3400億円(前期比32.1%減~30.0%減)へ、営業利益を50億~100億円から70億~100億円(同81.3%減~73.2%減)へ修正した。新型コロナウイルス感染症の影響で4、5月の受注が大きく落ち込んだものの、5軸・複合加工機などの工程集約機、アディティブマニュファクチャリング、自動化、デジタル化などが進展したことに加えて、足もとの事業環境などを踏まえて修正したという。なお、未定としていた最終利益を10億~30億円(同94.4%減~83.3%減)を見込むとした。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高1543億4400万円(前年同期比35.3%減)、営業利益24億2900万円(同87.9%減)、最終損益21億5300万円の赤字(前年同期106億7300万円の黒字)だった。

 ショーケース<3909.T>=ストップ高。27日の取引終了後、プラップジャパン<2449.T>との合弁会社で、広報PRのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するプラップノードが、広報業務をデジタル技術で変革する新サービスを9月1日に提供開始すると発表しており、これが材料視されている。新サービス「PRオートメーション」β版は、プラップジャパンが蓄積してきたコミュニケーションへの知見と、ショーケースが持つマーケティングSaaS開発の技術を融合することで実現した、広報PR業務を一貫してサポートする国内初のSaaS型ツール。ショーケースでは、各界のリーディングカンパニーの優れた事業ノウハウとショーケースが持つSaaS開発の技術を融合したDX支援を推進しており、「PRオートメーション」はその第1弾のローンチとなる。また現在、金融・人材・不動産業界のプロジェクトも進行しているという。

 ティーライフ<3172.T>=大幅反発で年初来高値更新。27日の取引終了後、集計中の20年7月期連結業績について、売上高が93億7300万円から105億7700万円(前の期比13.9%増)へ、営業利益が3億6800万円から4億9600万円(同45.9%増)へ、純利益が2億6500万円から4億1900万円(同73.1%増)へ上振れて着地したようだと発表した。コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことにより、ECモールでの巣ごもり需要に対応した商品や、テレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長したことに加えて、新規取得した掛川センターの有効活用及び収益化を進めたことが寄与した。また、新規顧客開拓を目的とした広告宣伝費の運用見直しやグループ内での出荷機能の集約による物流コストの圧縮により、販管費が計画を下回ったことも寄与した。なお、業績上振れに伴い、期末配当を10円から20円に引き上げる。年間配当は30円となり、前の期実績に比べて10円の増配になる。

 キャピタル・アセット・プランニング<3965.T>=急反発。同社は生保業界向けに申し込みや見積書作成ソフトなど販売支援システムの提供やコンサルティングを手掛けるが、足もとの利益は会社側の想定を上回って推移している。27日取引終了後、20年9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の7000万円から1億6000万円に2倍強の上方修正を発表、これを手掛かり材料に買いを呼び込む格好となった。新型コロナウイルスの影響もあって遠隔コンサルティングシステムなどの受注獲得が寄与しているほか、プロジェクト利益率の改善や販管費の削減努力などが反映される見通し。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。






出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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