ティーライフ、前期経常を42％上方修正、配当も10円増額

　ティーライフ <3172> が8月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年7月期の連結経常利益を従来予想の3億7100万円→5億2500万円(前の期は3億5500万円)に41.5％上方修正し、増益率が4.5％増→47.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8700万円→2億4100万円(前年同期は1億7000万円)に2.8倍増額し、一転して41.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の20円→30円(前の期は20円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことにより、ＥＣモールでの巣ごもり需要に対応した商品やテレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長したことに加えて、新規取得した掛川センターの有効活用及び収益化を進めた結果、前回発表予想を上回る見込みであります。　一方、利益面につきましては、新規顧客開拓を目的とした広告宣伝費の運用見直しやグループ内での出荷機能の集約による物流コストの圧縮により、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を大きく上回る見込みであることから、上記のとおり2020年７月期の通期連結業績予想の修正をいたします。

　　当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要な課題と位置づけており、企業体質の強化及び今後の事業拡大のための内部留保の充実を勘案しつつ、配当性向30％を目途に、毎期安定した配当を継続していくことを基本方針としております。　この方針に基づき、2020年７月期の期末配当予想につきましては、１株当たり10円としておりましたが、今回の通期業績予想の上方修正を踏まえ、10円増配の１株当たり20円に修正することといたしました。　この結果、2020年７月期の年間配当金は前期と比べ10円増配の1株当たり30円となり、配当性向は30.4％となる予定です。　なお、期末配当金につきましては、2020年10月開催予定の当社第37期定時株主総会に付議いたします。（注）上記の業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。