決算プラス・インパクト銘柄 … クリエイトＳ、フイルコン、ダイセキＳ (10月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月28日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ダイセキＳ <1712>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比2.1％増の5.9億円となり、通期計画の7.3億円に対する進捗率は80.8％に達し、5年平均の50.7％も上回った。

★No.2　クリエイトＳ <3148>
　19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比3.5％増の36.3億円に伸び、6-11月期(上期)計画の68.4億円に対する進捗率は53.1％となり、5年平均の53.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　オークワ <8217>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の12億円に急拡大したが、通期計画の35.5億円に対する進捗率は34.0％となり、5年平均の34.1％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1712> ダイセキＳ 　　東１　　 +8.36 　 10/ 1　　上期　　　　2.08
<3148> クリエイトＳ 　東１　　 +3.62 　 10/ 1　　　1Q　　　　3.53
<8217> オークワ 　　　東１　　 +2.68 　 10/ 1　　上期　　　120.04
<5942> フイルコン 　　東１　　 +2.61 　 10/ 1　　　3Q　　　-23.14
<3353> メディ一光 　　ＪＱ　　 +0.10 　 10/ 1　　上期　　　-32.87

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース